セイビー、新たに相模原市に認証工場をオープン
株式会社Seibii(セイビー)は、神奈川県相模原市に認証工場を正式に開設し、事業の本格稼働を開始しました。セイビーは全国で出張整備サービスを提供する企業として知られ、今回の認証工場設立により、従来の出張修理だけでは対応が難しかった「分解修理や整備」も可能となります。この新工場により、セイビーのサービス範囲が広がり、より一層お客様のニーズに応えることができるようになります。
認証工場開設の背景
相模原工場の設立には、実は感慨深い背景があります。創業者である親族が高齢化に伴い廃業を決意した際、工場の設備を活用できる方法が模索されました。大手自動車メーカーとの連携により工場のリノベーションが実施され、セイビーの相模原オフィスとして生まれ変わりました。これにより、地域の整備士たちが活き活きと働ける環境を整えることができました。
相模原工場の工場長である澤田正博氏は、「この工場は、整備士が活き活きと働ける場であり、多くの整備士と情報交換ができるハブとなることを目指しています」と熱意を語ります。全国各地の整備士の皆様とのより良い関係を築き、相互教育や技術交換を深化させることがセイビーのもう一つの目標です。
相模原工場の特長
相模原工場は、104.8㎡の広さを誇り、整備工場として特定整備事業認証を受けています。認証番号は第2-2598号で、工場内には3つのピットが設置されており、効率的な作業が可能です。また、自家用車用の駐車場も約10台分あり、顧客の利便性も考慮されています。工場長を務める澤田氏は、「工場を訪れた整備士が『こんな工場で働きたい』と思えるような職場環境を整えています」と話します。
今後の展望
今後、セイビーはこの相模原工場を中心に、分解整備にも対応することで全国の整備工場と共存の関係を築き、継続的に顧客サービスの向上を図ります。整備士の採用を強化することで、今後の人材不足解消にも注力する考えです。そして、全国の整備工場との連携を深め、整備業界全体の活性化に寄与することを目指しています。
セイビーの出張整備・修理サービスは、高い技術を持った整備士が仕事を行い、全国47都道府県に展開しています。ネットを通じた依頼が可能で、自宅での整備は移動や待ち時間を大幅に削減することができます。今後のさらなる店舗展開やサービスの拡充に期待が寄せられます。
企業概要
セイビーは、2019年に設立され、東京都港区を拠点にしています。代表取締役社長は千村真希氏で、資本金は1億円です。自動車の整備・修理出張サービスの企画、開発、運営を手掛け、特に経験豊富な整備士による高品質な作業を提供しています。今後も『人とモビリティとの新たなストーリーを創る』というミッションのもとで、地域社会に貢献していくことを目指しています。