BOOKOFFが真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を導入しスニーカーブームを支える

BOOKOFFが導入した真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」

近年、世界的なスニーカーブームの影響で、ブックオフでもスニーカーが注目を集めています。それに伴い、スニーカーの需要が急増する一方で、偽造品が金融市場に流通するという問題も浮上しています。高額の商品を手に取ることに不安を感じるお客様のために、BOOKOFFは国内でも有名な真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を導入しました。

複数の専門機関による二重鑑定

「フェイクバスターズ」では、累計100万件以上の鑑定を行ってきた実績があります。このサービスの強みは、ブックオフとフェイクバスターズが協力し、二重の鑑定を行う点です。スニーカーの商品を買取った後に、専門の鑑定チームが検査を行い、正規品とその証明のための「ブックオフタグ」を付与します。このタグは簡単には外せない仕組みになっているため、すり替えなどのトラブルを未然に防ぐことが可能です。

対象ブランドの拡大と今後の展望

現在、「フェイクバスターズ」は主にNIKEのスニーカーを中心に鑑定を実施していますが、将来的には鑑定対象となるブランドを増やしていく方針です。今後、より多くのスニーカーが「ブックオフタグ」を付けて販売されることにより、消費者は安心して購入できる環境が整うことでしょう。また、認証を得たスニーカーは、全国の約100店舗で手に入れることが可能です。

「フェイクバスターズ」とは何か

この真贋鑑定サービスは、ブランド市場における偽造品と戦うために開発されました。最新鋭の機器とAI技術を駆使し、迅速かつ正確に商品の鑑定を行う専門チームが揃っています。ブックオフは、このサービスを通じて、顧客に対するサービスの質を向上させ、安全な商品を提供することを目指します。2020年からは海外進出も果たし、多言語対応でさらに多くの顧客にサービスを展開しています。

環境への影響とサステナビリティ

ブックオフは、リユースプラットフォームとしての役割も果たしています。「BOOKOFF SMILE CIRCULATION」という取り組みを通じて、お客様が不要になった商品を引き受け、社会に循環させることで、CO2削減にも寄与している点は注目に値します。2021年度には、約20.5万トンのCO2削減に成功しました。社会的な価値を追求する姿勢は、今後も続いていくことでしょう。