中学生向けワークショップ「コスモポリタンキャンパス2026 Spring」
2026年3月27日から28日までの3日間、「コスモポリタンキャンパス2026 Spring」というワークショップが開催されます。このイベントは、宇宙の成り立ちや地球外生命体の謎に迫る内容となり、主に中学生を対象としています。主催のKCJ GROUPは、子ども向けの社会体験施設「キッザニア」を運営しており、今回は東京科学大学との共催で実施します。
このワークショップの参加募集は2025年12月18日から始まり、2026年2月1日まで受け付けられます。参加は無料で、全日程に参加できること、Google Classroomを使用するためのGmailアカウントを持っていること、そして必要に応じて自身の写真や映像がメディアで使用されることに同意する必要があります。募集人数は約20名で、中学1年生から3年生までが対象です。
宇宙への疑問を解決する3日間
参加者たちは、約3日間にわたり、宇宙に関する壮大な疑問に取り組むことになります。「惑星や銀河はどのように形成されたのか?」あるいは「宇宙には私たちのような生命が存在するのだろうか?」といった疑問に対し、科学的な視点で探究します。
特に重要なプログラムは、東京科学大学の中本 泰史教授による基調講演です。中本教授は、恒星や惑星の形成に関する先端的な研究を行っており、参加者はそこから多くの知識を学ぶことができます。また、株式会社講談社の片寄 太一郎氏が表現方法についてのアドバイスを行い、東京藝術大学の秋本 瑠理子氏がアート表現に挑戦するプログラムを担当します。
これらの講師陣は、未来の科学技術を担う若い世代に対して、想像力や探究心を育むための貴重な時間を提供します。最終日には、参加者たちが得た知識を基に「好奇心でめぐる宇宙マップ」のポスターを制作し、成果発表会を行います。このプロジェクトを通じて、彼らが学んだことを実際に表現し、共有する機会が与えられます。
創造性を育むプログラム
KCJ GROUPは、このワークショップを通じて、子どもたちが最新の知識に触れ、自らの学びを表現することで創造性が育まれることを期待しています。グループワークに参加することで、個々では困難なこともチームとして達成する喜びを味わうことができ、それによってコミュニケーション能力や協力する力も身につくでしょう。
また、このプログラムは「第14回キャリア教育アワード」において優秀賞を受賞するなど、質の高い教育と参加者の成長が認められています。前回のプログラムでは、四つの「C」、すなわちコラボレーション、コミュニケーション、クリエイティビティ、クリティカルシンキングを培うことが目的とされており、参加者たちの未来に向けた大きな一歩が期待されています。
さらに詳細な情報や応募は、キッザニアの公式サイトから確認することができます。興味がある中学生の皆さん、ぜひこの貴重な機会を利用して宇宙の神秘に触れてみてはいかがでしょうか?