次の灯の挑戦
岡山発の環境ベンチャー、次の灯株式会社が、2026年4月8日から10日の3日間にわたり、インテックス大阪で開催された「第7回関西物流展」に出展しました。本イベントは、物流業界の関係者たちが集まり、全国各地から訪れる420社が展示を行い、総来場者数は2万4千人を超えました。次の灯のブースでは、特に西日本の運輸・物流事業者から大きな反響を得ることができ、注目を集めました。
出展した背景
物流業界は現在、「三重苦」とも言える状況に直面しています。2025年度にはトラック運送業界の倒産件数が321件に達し、リーマン・ショック以来の高水準となる見込みです。その原因は深刻な人手不足と軽油価格の高騰です。こうした中で、車両のダウンタイムを削減し、メンテナンスコストを下げることが、経営を左右する重要な要素となっています。
次の灯は、この課題に対抗するため、使えなくなった部品を単に廃棄するのではなく、再生可能なものは再生し、資源として回収する事業モデルを採っており、業界からの支持が広がっています。
展示内容
次の灯のブースでは、特に注目を集めた「触媒タワー」を設置しました。これは、廃棄予定だったDPF触媒を回収し、2,000万円分を4メートルの高さに重ねたもので、廃部品が実は大きな経済的価値を持つ資源であることを強調しました。
4つの超速サービス
また、以下の「4つの超速サービス」を紹介しました。
- - 超速納品:国内最大級の在庫を持ち、最短翌日着で提供。
- - コスト圧縮:新品部品と比べ、最大70%のコスト削減が可能。
- - 品質保証:14ヶ月の保証を提供し、国土交通省からの採用実績も持つ。
- - 即応調達:全国100社以上のネットワークによる迅速な調達体制。
特に、メンテナンスコストの高騰やダウンタイムに悩む多くの来場者から興味を示され、実際に製品を手にとってその品質を確認していただきました。
来場者の反応
西日本の物流事業者を中心に、多くの企業が関心を示し、数百から千台規模の車両を持つ企業からの相談も多数寄せられました。「DPF故障で車両が止まることが多く、その影響が配送計画に直結する」という声が目立ちました。来場者からは、「もっと早く知っていれば良かった」という反応もあり、再生部品市場の可能性を再確認する機会となりました。
企業の成長とインパクト
次の灯は、2018年の創業以来、環境問題に取り組む企業として成長を遂げています。これまでに導入企業数は5,000社を超え、累計で1,783トンのCO₂削減を実現。売上は創業以来約26倍に成長しており、拠点も岡山をはじめとして全国に広がっています。特に「環境に優しいビジネス」に加え、物流業界の効率化にも貢献するモデルを確立しました。
今後の展望
今後、次の灯は物流事業者との関係を強化し、特にDPF再生品やリビルトパーツの提案を進める予定です。また、使用済み触媒からのレアメタル回収事業も拡大し、持続可能な物流インフラの構築に貢献していく考えです。
まとめ
次の灯の展示は、環境保護と経済的価値の両立を目指す新たな取り組みを示すものであり、業界の関心を再確認する機会となりました。今後も企業としての成長を続け、生活環境の改善に寄与することでしょう。