低山人気の秘密!「推し低山総選挙」結果発表とその魅力
全国の登山・ハイキング愛好者が選んだ「推しの低山」が発表され、注目の結果が浮かび上がりました。株式会社山と溪谷社が実施したアンケート調査では、5,000人以上の回答を集め、低山人気の共通点を探りました。今回の研究は、登山の人気が高まる中、どのような山が人々に好まれているのかを明らかにすることを目的としています。
調査の概要
調査は2024年5月27日から6月30日までの間に、全国の標高1,200メートル以下の山を対象に実施され、4,806件の有効回答が得られました。参加者は、各々の「推しの低山」を選び、その理由も述べました。結果として、トップ3の山が特に目を引く結果となりました。
全国の“推し”低山TOP3
1.
高尾山(東京都)
高尾山は、世界一登山者が多い山として知られ、ミシュランガイドで三ツ星を獲得した名山。多くの訪問者が「季節やコースによっていつも新しい発見がある」と魅力を語る他、リフトやケーブルカーの存在も支持されています。
2.
筑波山(茨城県)
子供の頃からなじみ深い筑波山。アクセスの良さと、様々なコース設定が魅力です。「親しめる景色や名所が多い」との意見も多数寄せられています。
3.
陣馬山(東京都・神奈川県境)
都内からのアクセスが良く、「縦走ルートが楽しめる」との評価から高い支持を得ています。春の花々や美しい展望が楽しめるのもポイントです。
各山の人気の理由
- - 高尾山:多彩な訪問体験を提供し、駅近の便利さと周辺の温泉、飲食スポットの充実。
- - 筑波山:多様なルートと、自然の観察を楽しめる名所の存在。
- - 陣馬山:整備された登山道と美しい景色が高評価。
エリア別の“推し”低山
結果をエリア別に見ると、関東地方の山々が全体的に上位に選ばれる傾向がありました。但し、各地で特色のある山が選ばれていることも明らかとなり、多様性が感じられます。
“推し”に選ばれた低山の共通点
調査から見えてきた低山の共通点には、「多彩な楽しみ」、「複数のコース設定」、「アクセスの良さ」、「愛着が持てる」という点が挙げられます。これらの要素が、登山者たちにとっての「推し」の理由に深く結びついているようです。
スタンプラリーアプリ「ヤマスタ」とは
本調査を進める中で、株式会社山と溪谷社が運営する「ヤマスタ」というアプリの存在が注目されています。このアプリでは、山頂や観光名所でのチェックインを通じてデジタルスタンプを集めることができ、自然を巡る楽しみを提供しています。スタンプラリーは累計80万人以上のユーザーに利用されており、現在も70のイベントが展開中です。
さらに、今秋からは有料会員制度が導入され、特典も用意される予定です。これにより、より便利に登山を楽しむことができるサービスが拡充される模様です。
最後に
今回の「推し低山総選挙」は、低山の魅力を再認識し、登山愛好者同士の交流を活性化させるための素晴らしい機会と言えます。今後も、低山に登って新たな発見に出かけてみませんか?