HRテクノロジー大賞受賞
2024-08-01 14:08:44

パーソルホールディングス、HRテクノロジー大賞で優秀賞を受賞!

パーソルホールディングスが第9回HRテクノロジー大賞で受賞



パーソルホールディングス株式会社は、先日行われた第9回HRテクノロジー大賞において、人的資本経営部門の優秀賞を受賞しました。このアワードは、日本におけるHRテクノロジーや人事ビッグデータの取り組みを称賛し、その発展に寄与することを目指しています。特に、今年の受賞部門では、人材ポートフォリオの動的な運用や、ダイバーシティ & インクルージョン、リスキルといったテーマが審査ポイントとなります。

受賞に至る取り組み



パーソルの受賞理由は、内製で開発した「CareerMill(キャリアミル)」というキャリアオーナーシップ支援プラットフォームにありました。このシステムは、「ダイレクトリクルーティング型異動制度」を導入し、社員が自らのプロフィールを登録して他部署からスカウトを受けることを可能にしています。これにより、初めての試みで64名のグループ内異動が確定しました。

さらに、毎年9,500人以上の社員がこのプラットフォームを利用してエンゲージメントを向上させています。開発者は「多様なキャリア支援機能を一元管理し、使いやすいUI/UXを提供することで、社員の活性化を図った」と述べています。

キャリアスカウト制度の仕組み



新たに導入されたキャリアスカウト制度は、国内のグループ社員25,000人を対象に展開されています。これにより、他部署から直接スカウトを受けられる機会がもたらされ、多様なキャリアの選択肢が広がる仕組みです。2023年10月からスタートしたこの制度では、すでに566名が登録し、695件のスカウトが記録されるなど、社内部でのコミュニケーションが活性化しています。また、利用者からは「スカウトをもらい、多様なキャリア開発の機会を実感した」という声も寄せられています。

CareerMillの詳細



「CareerMill」は、さまざまな人事制度を扱うプラットフォームで、公募型異動制度や仕事体験制度、社内複業などに対応しています。このプラットフォームは、パーソルのIT部門と人事部門によって共同開発され、数万人の社員を対象にした広範な機能を有しています。特に、プロフィール登録機能、求人組織の担当者による人材検索機能、そしてそれらの間でのコミュニケーション機能が特色です。

テクノロジーへの投資



パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げ、テクノロジーを駆使した人材サービス企業への進化を目指しています。事業やサービスへのテクノロジー活用を推進し、以て社員の働き方を一層改善する戦略を採っています。この取り組みによって、社員の職務満足度やエンゲージメントが向上し、組織における人材の流動性が増すことで、全体的なパフォーマンスの向上につながります。

会社の概要



パーソルホールディングスは1973年に設立され、人材派遣や紹介、アウトソーシング、設計開発など多岐にわたる事業を展開しています。現在、同社は東京証券取引所のプライム市場に上場しており、2024年3月期の売上は1兆3,271億円を見込んでいます。会社のビジョンとしては、2030年に向けて「人の可能性を広げることで、100万人のより良いはたらく機会を創出する」を掲げています。これにより、より良い「はたらいて、笑おう。」を実現する社会を目指しています。

以上のことから、パーソルホールディングスの最新の取り組みは、今後の人材業界における新たなトレンドを生み出す可能性を秘めています。この受賞を機に、さらなる革新が期待されています。


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会社情報

会社名
パーソルホールディングス株式会社
住所
東京都港区南青山1-15-5パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220

トピックス(経済)

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