南富良野エリア・トマムエリアスノーリゾート一体化整備事業について
株式会社ユニリタのグループ会社であるユニ・トランドが先日、北海道観光機構から「南富良野エリア・トマムエリア スノーリゾート一体化整備事業」を受託しました。このプロジェクトは、上川地域に位置する主要スキー場である「富良野スキー場」と「星野リゾートトマム」間の移動利便性を向上させることを目指します。
事業の背景
現状、公共交通の経路は利用者にとって不便で、Googleマップで表示される回り道が多く、移動効率やコストに影響を及ぼしています。これに加えて、南富良野町や占冠村のバス運行も、二次交通データが未整備なため、適切な経路案内や周遊の促進に課題があります。
このような地域の問題を解決するため、今回の事業が展開されます。具体的には、バスの運行データをGTFS規格によりオープンデータ化し、リアルタイム情報をGoogleマップに反映させることにより、地域住民や観光客の利便性を向上させます。
主要な取り組み
本事業では以下のような取り組みが行われます。
1.
交通データ整備:地域内バス運行情報をGTFS規格で整備し、リアルタイムでの位置情報をGoogleマップへ提供。これにより、地元住民や観光客が効率よく移動できるようになります。
2.
スノーリゾート紹介アプリとの連携:スキー愛好者に人気のアプリ「yukiyama」とのデータ連携を通じて、スキー場の魅力やアクセス情報を多言語で発信し、観光客の誘致を強化します。
実施内容
- - 対象地域:上川地域(南富良野町、占冠村)
- - 対象バス:南富良野町営バス、占冠村営バス
- - 対象スキー場:富良野スキー場、星野リゾートトマム、国営南ふらのスキー場
- - 事業期間:2025年12月から2026年2月まで
特色と意義
このプロジェクトの特徴は、交通データの整備と観光アプリの連携を同時に行い、「交通×観光」情報を一元化している点です。これにより、南富良野町と占冠村を中心に、観光情報と交通情報を束ねて発信し、波及効果を狙います。
地方創生モビリティコンソーシアムの役割
ユニ・トランドが幹事会社となる「地方創生モビリティコンソーシアム」には、ジョルダン株式会社や株式会社ユキヤマなどのメンバー企業が参加し、観光交通のDXを目指しています。これまでの活動を通じて、観光地へのアクセス、データの更新、そして他の地域との連携を進めてきました。
持続可能な地域社会の構築へ向けて、交通や物流に関する課題をデジタルの力で最適化していくことに努めています。
まとめ
南富良野エリアのスノーリゾート一体化整備事業は、ただの交通改善策に留まらず、地域の観光産業全体を活性化させる重要なプロジェクトです。この取り組みが成功すれば、地域住民と観光客にとって、より快適で便利な環境が整います。今後の進展に目が離せません。