理学ボディのAI推進
2025-09-08 08:19:38

AI導入で業務時間を960時間削減した理学ボディの挑戦

AI導入で業務時間を960時間削減した理学ボディの挑戦



株式会社理学ボディは、理学療法士が立ち上げた会社で、健康を通じて人々の生活向上を目指しています。そんな同社が、2025年6月に発足したAI推進プロジェクトにおいて、短期間で驚くべき成果を上げたことを報告しました。それはたった2ヶ月で月間80時間、年換算で960時間の業務時間を削減し、さらには年間240万円の経費節減を実現したというものです。

プロジェクト始動の背景



理学ボディでは、事業の成長を受けて、従業員がより創造的な業務に集中できる環境の整備が急務でした。そのため、AIを単なる効率化のツールとして利用するのではなく、「人が価値を最大化するためのパートナー」として活用しようと考えました。この目標を達成するために、同社は特に「非エンジニア主導」という方針を掲げ、全社員を巻き込んだ取り組みを始めました。

社員の声を活かした4つの具体策



プロジェクトの立ち上げにあたり、全社員を対象にAI活用に関するアンケートを行い、現場の声を取り入れました。これに基づいて実施した4つの施策は次の通りです。

1. 環境作り:AI関連ツールの利用を補助し、心理的負担を軽減。
2. 知識の向上:隔週での勉強会を開催し、実践的な活用事例をシェア。
3. 成功体験の創出:管理職が伴走し、業務課題の特定からAI導入を支援。
4. 文化の創出:Slackでの情報共有チャンネルを設け、知識の共有を促進。

これらの施策が進められる中、社員たちの主体的な行動が促され、なじみのなかった部門でもAI活用が進展しました。

各部門の取り組みと成果



実際に成果が出たのは、経理、労務、広報といった部門です。例えば、経理部では、従来15時間かかっていた複雑な処理がAIツールを駆使することで、わずか30分に短縮されました。また、労務部門では「お問い合わせBot」を開発し、問い合わせ対応の工数を大幅に削減しました。

さらに広報では、手作業で行っていたメディアへの問い合わせフォームを自動化し、情報発信の迅速化を図りました。社内全体でAIが日常的な業務のパートナーとして機能するようになり、960時間の業務削減という成果を得るに至りました。

担当者のメッセージ



AI推進プロジェクトを担当する堀井氏は、「非エンジニアでもAIを活用し、成果を上げられることを実証したい」という思いを語りました。経営陣のサポートと社員の前向きな姿勢があってこその成功だと実感しているようです。

今後の方向性



理学ボディは、この成功をもとに次のフェーズへと進む考えです。社内業務の効率化からAI開発へと取り組みを拡大し、顧客との関係構築に時間を使えるようにして、顧客満足度を向上させることを目指しています。

今後も「先進的な働き方を実現するヘルスケアベンチャー」として、AIを活用して人と組織の可能性を探求していく姿勢を打ち出しています。理学ボディは、これからの時代にふさわしい働き方を提供し続ける企業として、さらなる発展を目指します。

理学ボディの公式サイト



理学ボディ公式サイト


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会社情報

会社名
株式会社理学ボディ
住所
東京都渋谷区渋谷1-12-2クロスオフィス渋谷701
電話番号
03-6712-6473

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