新たな文化芸術教育の拠点、ならびに地域との共創を目指す
帝京短期大学が2026年4月に新たに設置する「冲永学園文化芸術研究センター」は、教育機関としての役割を超え、地域社会との連携を深めることを目的としています。大学の建学の精神「礼儀・努力・誠実」を礎に、文化芸術教育の充実を図るための重要な一歩となるでしょう。
センター設置の背景
帝京短期大学は、教育の根幹を築いた家政科に由来し、近年急激に高まる文化芸術分野への関心を受け、地域資源を活用した教育の必要性を再認識しました。そのため、2024年度からは文化芸術教育の充実を目指す検討会議を設置し、教育体制および研究体制の強化について議論を重ねてきました。これらの議論を基に、学内外の文化芸術資源を効果的に結び付ける新たな拠点としてこのセンターを設立することが決定されました。
センターの目指す未来
このセンターの主な目的は大きく三つに分かれています。まず一つ目は、文化芸術領域における研究の推進です。地域で行われる多様な芸術活動や現代カルチャー、メディアアートを研究対象とし、これらの社会的役割や教育的価値についての調査・分析を行っていきます。
次に、横断的な教育とアート型思考の育成を目指します。センター内で得られた研究成果を各授業やプログラムに反映し、学生には創造性、批判的思考、表現力を養う機会を提供します。専門や領域を超えた多様な学びの場を促進することで、豊かな人材を育てることを目指します。
そして、地域との連携を深め、文化振興にも貢献することが三つ目の目的です。地域の芸術家や文化施設、様々な団体と協働プロジェクトを進め、公開講座やワークショップ、展示会を通じて地域文化を発信していきます。
今後の展開
センター設立を記念して、芥川賞作家であり画家でもある辻仁成氏を総合プロデューサーとして迎え入れ、オンラインを中心とした「TEIKYO PARIS ONLINE ART COLLEGE(TPA)」を開講する予定です。詳細は専用のホームページで確認できます。
TEIKYO PARIS ONLINE ART COLLEGE
さらに、2026年度以降には研究プロジェクトの実施や地域連携イベントの開催、教育プログラムの開発など、センターの活動を段階的に拡大していく計画です。
帝京短期大学は、文化芸術を起点に新たな学びと地域の価値創造を目指して、積極的に取り組んでいきます。地域社会の発展と共に、その可能性を広げていくことでしょう。