NineEdge、AIで競技力向上
2022-11-24 15:00:01
スポーツ選手のパフォーマンスを引き出すAIサービスNineEdgeが資金調達に成功
スポーツ選手向けAI解析サービスNineEdgeが新たな資金を獲得
スポーツ界に変革をもたらすことを目指し、2020年に設立された株式会社NineEdge。彼らは「すべてのスポーツ選手に、テクノロジーとデータ活用を」というミッションのもと、AIを駆使した選手のパフォーマンス向上を図るサービスを開発しています。最近、同社はシードラウンドにおいて6,000万円の資金調達を実施し、さらなるサービスの拡充を進めています。
AIの力を活用したスポーツ支援
NineEdgeが開発した「ForceSense」は、選手のトレーニングをデータに基づいて分析し、改善点を可視化する画期的なサービスです。このサービスを通じて、選手は自らのプレーを映像とデータで振り返り、今後のトレーニングに生かすことができます。現在は野球に特化したサービスを提供していますが、今後は他のスポーツ種目にも対応する計画が進められています。
目指すは技術とデータの融合
NineEdgeの代表取締役CEO、渡辺一矢氏は、スポーツ界におけるデータ活用の重要性を強調しています。特に、パフォーマンス向上のためにはテクノロジーの利活用が必要であり、これを実現するためのプロダクト開発に力を入れるとのことです。新たに獲得した資金は、正式版リリースに向けたプロダクト開発や営業体制の強化に活用される予定です。
ForceSenseの機能と可能性
「ForceSense」は動画を撮影してアップロードするだけで、身体の動きを自動で解析します。打撃や投球における軌道や速度、傾きなどを詳細に分析し、選手のトレーニングに役立てることができます。今後は解析結果に基づいて具体的な改善点を提案する機能や、おすすめのトレーニングメニューを自動生成する機能の追加も予定されています。
投資家からの期待
今回の資金調達にあたり、Severalの投資家からも高い期待が寄せられています。株式会社ANOBAKAの萩谷聡氏は、スポーツ教育や育成におけるデータ利活用の必要性を強調し、NineEdgeのプロダクトが多くの選手や指導者にとって役立つ存在になると確信しています。
また、株式会社サムライインキュベートの坪田拓也氏も、NineEdgeの独自のビジョンに感銘を受けており、特に日本の野球界におけるデータ活用の重要性を強調しています。さらに、株式会社ドーガン・ベータの津野省吾氏は、多くのアマチュア選手にとって障害となるトレーニング環境を改善する可能性があると期待を寄せています。
NineEdgeの今後の展望
NineEdgeは、AI解析を通じて選手の成長をサポートするだけではなく、プロスポーツ選手のセカンドキャリアを支援することも視野に入れています。企業の成長とともに、多くの雇用を創出することが同社の目標の一つです。
現段階では、様々なポジションで新しい仲間を募集しており、スポーツテックの革命に貢献したい方には絶好のチャンスです。
今後もNineEdgeから目が離せません。彼らの活動が、すべてのスポーツ選手にとっての新たな可能性を切り開くことを願っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社NineEdge
- 住所
- 東京都中央区銀座5-15-1南海東京ビル
- 電話番号
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