読み書き困難指導・支援講座第8期が開講
認定NPO法人エッジは、2024年8月1日から読み書きに困難を抱える子どもたちを支援するための「読み書き困難指導・支援講座」の第8期を開講します。この講座では、具体的な指導法や支援法を学び、実際の現場で役立てることができます。
読み書き困難さの理解
読み書きが困難な子どもたちは、文字を読むときに時間がかかったり、間違った読みをしたり、または書くことができなかったりすることがあります。例えば、課題を自分で読み解くことが難しく、他者に読み上げてもらった場合にはすぐに答えられるのに、自分ではうまく読めないと言った状況が見られます。これらは一般的に学級に3人程度いるとされています。
2024年の法改正により、学習障害を持つ子どもたちへの合理的配慮が義務化され、どの学校でも個別に合わせた学習支援が行われることが期待されています。これは、読み書きの困難さが適切な指導や支援によって克服できることを示唆しています。
講座の内容
この講座では、次の内容を含めた多岐にわたる学習支援方法を学ぶことができます。
- - 読み書き困難の実情と支援の心構え
- - 児童生徒への気づきとアセスメント
- - ICT技術の活用方法
- - 実際の指導法や支援のケーススタディ
受講期間は2024年8月1日から11月30日まで。所要時間は約9時間で、受講生は期間中に何度でも視聴可能で、受講料は18,000円です(学生割引あり)。
フォローアップセミナー
さらに、2024年10月5日には、竹田契一先生によるフォローアップセミナーがオンラインで開催される予定です。このセミナーでは、さらなる指導法や現場の実例について掘り下げた内容を学べる機会が提供されます。
参加者の声
実際に参加した方々からは、「具体的な指導方法や支援の例がわかり、非常に役立った」との感想が寄せられています。また、学校全体での取り組み方についても多くのレッスンが得られました。これにより、支援が具体的になり、根拠に基づいた教育が実現できるようになります。
受講申し込みと情報
興味のある方は、下記のリンクから申し込みが可能です。
講座詳細・申し込み
認定NPO法人エッジの使命
認定NPO法人エッジは、ディスレクシアの正しい認識を広め、支援を行うことを目的としています。代表の藤堂栄子氏は、様々な政府関連の委員を務め、実績を積んでいます。最新のガバナンス基準に基づく活動を行い、より良い支援環境の構築に努めています。
皆さまの応援を通じて、読み書きに困難を抱える子どもたちのために、より良い支援が行える社会を目指しています。