家庭訪問で親と連携
2019-01-29 09:59:55
新卒内定者の家庭訪問で親との関係性を深める取り組み
家庭訪問による親との関係構築
新卒採用が開始された2015年から、MED Communications株式会社は家庭訪問を通じて親とのコミュニケーションを深めてきました。この施策は、企業情報や仕事内容を親に理解してもらうと同時に、内定者一人一人に適した教育方法を検討するために実施されています。実際、経営幹部社員と人事担当者合わせて7名が、全国34名の内定者の自宅を訪問し、仕事内容や研修内容について説明を行います。
親の不安を解消するために
家庭訪問を行うと、多くの親が驚き、同時に不安を抱えていることがわかります。会社のことをほとんど知らない親は、子供が社会人としてやっていけるのか、さらには同僚たちがどのような人たちであるのか、心配を募らせています。このような状況を改善するため、入社前に親との信頼関係を築いておくことは極めて重要です。万が一、入社後に問題が発生した際にも、親が人事担当者に相談しやすくなるためです。
さらに、家庭訪問を通じて親が会社に好意的な印象を持つようになれば、子供が挫折した時の支えになり、早期離職を防ぐ効果も期待できます。例えば、昨年10月には「親御様向け企業説明会」を実施し、親が会社を理解しやすい環境を整えました。また、4月の入社式には親を招待し、サプライズイベントを計画しています。
一人一人に合った教育方針を探る
内定者の選考プロセスでは、履歴書や面接を通じて彼らの人柄を把握することが大切です。しかし、家庭訪問では親から直接、幼少期や学生時代の話、就職活動中の様子を聞くことができるため、より深く理解することが可能です。こうした背景を踏まえて、企業はそれぞれの内定者に適した教育方法や指導方法を模索する必要があります。
経営幹部が家庭訪問を通じて親の愛情や関与の深さを共有することで、サポートメンバーもその責任感を強く感じられるようになります。このような取り組みが相乗効果をもたらし、企業全体の組織力を向上させることにもつながります。
まとめ
MED Communications株式会社では、今後も家庭訪問を通じて親との関係を深め、新入社員の定着率向上を図っていくことが目的です。これらの取り組みを将来の社員の成長や会社の発展につなげるべく努力を重ねていくでしょう。企業と親の連携が新卒社員にとって安心感をもたらし、より良い職場環境を形成することに貢献すると信じています。
会社情報
- 会社名
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MED Holdings株式会社
- 住所
- 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー5階
- 電話番号
-
03-6831-7777