廃車を有効活用する新キャンペーン
一般社団法人日本カーシェアリング協会は、2026年1月20日から3月31日までの期間中、全国から不要となった自動車を寄付として受け付ける「廃車で社会貢献キャンペーン」を開始します。この取り組みは、災害支援や生活困窮者への支援を目指しており、寄付された車両は支援車として運行されることはなく、提携するリサイクル会社によって廃車処理が行われます。
キャンペーンの目的
今回のキャンペーンでは、寄付された自動車から得られる廃車益が支援の活動資金となり、被災地や生活困難者への支援が強化されます。目標としては全国から100台の車両を集め、寄付金総額は420万円を見込んでいます。また、期間中は通常の査定額に最大5,000円の上乗せを行う特別な措置が用意されています。
背景と必要性
この活動を行う日本カーシェアリング協会は、2011年に宮城県石巻市で設立されて以降、14年間で全国の32の災害に対して10,000件以上の車の無償貸出支援を行ってきました。昨今の自然災害頻発に伴い、生活困難者向けの車両支援のニーズが高まっており、協会では支援の体制を強化するために、自治体や企業との連携を深めています。資金調達の課題を解決するために、不要な車を寄付する「リサイクル寄付」の仕組みが特に重要です。
実施時期の理由
1月から3月は、車検や税金対策として廃車や新車購入が増える時期です。このタイミングを利用して、「廃車する車が社会の役に立つ」ことを伝え、より多くの人に寄付を呼び掛ける狙いがあります。協会は、提携するリサイクル企業とともに寄付金額の上乗せについて迅速に対応してもらうことができ、支援の強化を図っています。
寄付の流れと手続き
寄付にあたっては、まずは協会のホームページからお問い合わせが必要です。寄付車両の状態にかかわらず受け付けており、車検切れや故障車でも寄付が可能です。その後、寄付者には流れの説明が行われ、寄付にあたる手続きが進められます。
具体的な手続きは以下の通りです:
1. 協会に連絡し、寄付を希望する車両の情報を提供。
2. 寄付内容に同意し、書類を記入。
3. 車両を指定の日時・場所で引き渡す。
4. 寄付金額が確定後、感謝状が届きます。
おわりに
使われなくなった車両を寄付することによって、地域社会の支援に貢献する新たな取り組みが始まっています。この「廃車で社会貢献キャンペーン」に参加し、ぜひ温かい支援をいただければと思います。自動車がもたらす可能性を最大限に引き出し、困っている方の助けになる機会を一緒に広げていきましょう。