宮崎市の子どもたちと共に彩る「カラふるさとプロジェクト」の舞台裏
2025年8月10日、宮崎県宮崎市にて大日本塗料株式会社と株式会社カイノが共催する塗装イベント「カラふるさとプロジェクト」が開催されました。このイベントには、地元の子どもたちが約20名参加し、彼らの手で通学路沿いの建物の外壁に花をテーマにした色彩豊かな壁画が描かれました.
塗装体験の楽しさ
イベントでは、参加した子どもたちは多彩な色から好みの色を選び、刷毛やスポンジなど通常の絵画では使わない道具を活用して、自由に絵を描くことができました。プロのスタッフからは、絵の描き方についてのレクチャーも行われ、子どもたちの笑顔が絶えない楽しい雰囲気に包まれました。
大日本塗料は、塗料が単に色をつけるものでなく、建物や物を保護し、暮らしを豊かにする力があると信じています。この理念をもとに、地域を明るくする塗装の楽しさや可能性を、未来を担う若い世代に伝える目的で本イベントを企画しました。
環境への配慮
今回使用された塗料「エコクール」は、太陽光を反射し建物内部の温度上昇を抑える遮熱効果を持つ製品です。子どもたちが自分の手で描いた作品を通じて、塗料の機能を体験できる工夫がなされており、ただ色を塗る以上の意味が込められています。地域の愛着を育むと共に、塗料が持つ機能の価値を実感してもらうことが狙いです。
実施の様子
イベント当日は、宮崎市内の幼稚園児から中学生までの子どもたちが参加し、多くの親子が共に筆を執って楽しむ姿が見受けられました。描かれた壁画は、道を通る人々に見える位置にあり、明るくカラフルなデザインが地域を活性化している様子が印象的でした。カイノの社長・大平氏は「普段は販売店としてのイメージが強いですが、今回は“ペンキ屋さん”として地域に知ってもらえる良い機会になりました」と語りました。
メインの活動の他にも、遮熱塗料「エコクール」から生まれた公式キャラクター「ひえティ®」のシールやスタッフTシャツが配られ、参加者からは「壁に絵を描く特別な体験ができた」「自分の描いた絵が地域の一部になることが嬉しい」といった喜びの声が次々と寄せられました。
今後の展望
大日本塗料とカイノは、今後も塗装イベントや塗料の協賛を通じて、地域社会に貢献する取り組みを続けていくことを約束しています。塗料が持つ力が地域の暮らしを豊かにし、未来の子どもたちにとっても誇りに思える地域を築いていくためには、こうした活動が不可欠です。
開催概要
- - 実施日:2025年8月10日(日)9時~12時
- - 場所:宮崎県宮崎市大工2丁目97-3(株式会社カイノ 本社)
- - 主催:大日本塗料株式会社
- - 共催:株式会社カイノ
- - 使用塗料:下塗 水性マイティシーラーマルチ、上塗 エコクール アクアSi
このプロジェクトを通じて、地域の子どもたちが絵を描く経験を得ることは、単に楽しむだけでなく、地域への誇りを育む貴重な機会ともなったのです。今後も、地域がひとつになって、明るい未来を描き続けてほしいと思います。