AI企業DIVX、秋田市に新拠点を設立へ!地方創生とDX推進を加速
2021年創業のAI開発企業、株式会社DIVXが、秋田市への進出を決定しました。同社は、東京本社に加え、大阪、名古屋、福岡にも拠点を展開しており、今回秋田市への進出は6拠点目となります。秋田県および秋田市との立地協定締結を受け、2024年12月1日には秋田市内に準備室を開設。地域企業との連携強化や現地採用を進め、秋田拠点の設立を目指します。
地方創生とDX推進の両立を目指すDIVXの戦略
DIVXは、AIを活用したソフトウェア開発やソリューション提供を強みとするクリエイティブカンパニーです。地方自治体や中小企業・スタートアップのDX化支援を積極的に行い、独自のソリューションを提供することで高い評価を得ています。
同社は、東京一極集中ではなく、全国各地への拠点展開を戦略として推進しています。2023年には鹿児島県霧島市にサテライトオフィスを開設し、現地採用による地域活性化にも取り組んできました。霧島市では、IT業界未経験者の採用や、地域産業支援のための「養蜂IoT」試験運用など、地域に密着した事業展開が成果を上げています。
秋田市進出の背景
秋田市を選んだ理由として、DIVXは充実した交通インフラ、移住支援制度、事業支援制度などを高く評価しています。従業員の生活の質向上も期待できる教育・福祉機能の充実度、災害リスクの低さ、クリーンエネルギー分野の可能性も魅力として挙げられます。
DIVXは、秋田拠点においても、地域企業との連携を強化し、現地採用を積極的に行うことで、地域経済の活性化に貢献することを目指しています。また、秋田市の安定したインフラや支援制度を活用し、地域とともに成長していくことを目指すとしています。
DIVXの事業内容と技術力
DIVXは、AI技術を活用したソフトウェア開発およびソリューション提供を主要事業としています。企業のDX推進を支援するため、コンサルティングから開発、運用まで一貫したサービスを提供しています。近年注目を集めるRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術も積極的に採用し、顧客ニーズに合わせたオーダーメイド型のソリューションを提供しています。
さらに、AWSセレクトティアサービスパートナーとしての認定を受けており、クラウドサービスに関する高い技術力も評価されています。総合クリエイティブチームは、各分野の専門家が連携することで、迅速かつ柔軟なサービス開発を実現しています。
秋田拠点への期待
秋田拠点の準備室開設を皮切りに、DIVXは秋田市での事業展開を本格化させます。同社のAI技術と地域資源を融合させることで、新たなビジネスモデルの創出や、地域経済の活性化に大きく貢献することが期待されます。今後の展開に注目が集まります。