日本オーチス、PRIDE指標2024でのゴールド受賞の意義
日本オーチス・エレベータ株式会社が、任意団体work with Prideが実施する「PRIDE指標2024」にて、ゴールドを獲得したことが発表されました。これによって、同社は2年連続での受賞を果たし、インクルージョンの取り組みが高く評価される結果となりました。
今回の受賞にあたり、日本オーチスの代表取締役社長であるパトリック・ヨング氏は、「当社では、社員が受け入れられ、声が届くインクルーシブな企業文化を形成する努力を続けています。この文化こそが、社員が個々の成長を遂げ、最高のパフォーマンスを発揮するための土台であり、ビジネスの成功に大きく寄与します。我々のインクルージョンへの取り組みが再び評価されたことを誇りに思います」と述べています。
PRIDE指標の評価基準
PRIDE指標は、企業や団体を以下の5つの項目で評価します:
1.
Policy(行動宣言)
2.
Representation(当事者コミュニティ)
3.
Inspiration(啓発活動)
4.
Development(人事制度・プログラム)
5.
Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
この指標は、インクルージョンを推進する他の表彰プログラムと同様、オーチスが優れた人材を惹きつけ、保持する手助けとなっています。 Employeeの生産性や強固な組織文化の形成においても重要な役割を果たしているのです。
日本オーチスの取り組み
日本オーチスは、社内での研修プログラムの提供や、社員が賞賛を受ける機会を作るだけでなく、地域のコミュニティや多様な人々とつながるイベントにも積極的に参加しています。この過程において、会社がインクルーシブな文化を育み、維持する意義と重要性を、社員と定期的にコミュニケーションしながら認識させています。
また、オーチスが進めるインクルージョン戦略の詳細は、2023年度のESG報告書で見ることができます。この取り組みが、日本における企業文化の一環として、より良い職場環境を生み出すことに貢献しているのです。
オーチスのグローバルな影響
オーチスは、エレベーターやエスカレーターの製造、据付、保守、改修を行う世界的リーディングカンパニーであり、業界内では約230万台の製品を維持管理し、毎日約23億人がそのサービスを利用しています。また、オーチスは米国コネチカット州に本社を置き、全世界において多様なニーズに応える役割を果たすとともに、企業としての社会的責任を通じて、より多くの人々にとっての「自由」と「豊かさ」を提供しています。
さらに、オーチスの製品は、居住用や商業施設、交通施設など、移動に関わるさまざまな場面で利用され、世界中の著名な建築物にも設置されています。オーチスの活動については、公式ウェブサイトや各種SNS(LinkedIn、Instagram、Facebook)を通じてアクセス可能です。
最後に
今後も、オーチスはインクルーシブな文化を推進し、全ての社員が活躍できる職場環境を築く努力を続けていくことでしょう。その姿勢は多くの企業にとっても重要なロールモデルとなります。皆さんも、オーチスの取り組みをぜひ注目してみてください。