新たなクラフトビール「關杯」の誕生
関西大学が誇るオリジナルビール「關杯」の誕生は、産官学の連携によって実現しました。このプロジェクトには主に大阪シーリング印刷株式会社がラベルの協賛を担当し、学生たちのアイデアや熱意が込められています。2023年8月には、関西大学のSDGsパートナー制度に登録され、Z世代の学生と共に社会課題にも取り組むことを目指しています。
「関大ブリュープロジェクト」とは?
このプロジェクトは、学生が企業とのパートナーシップを学ぶ場として設けられています。関大万博部を中心に、ホップの苗植えから収穫、醸造、商品の味やボトル選び、ネーミングまで、ビール製造のすべてに学生たちが関わりました。学生たちは自らの手で作り上げたビールを通じて、環境保全や地域活性、そして人と企業との絆の大切さを深く学びました。
ラベルデザインに込めた想い
「關杯」のラベルは、関西大学のスクールカラーの紫紺を基本にし、フレッシュなホップの黄緑を際立たせています。デザインは学生のアイデアを形にし、両手で仲間と一緒に行ったホップ摘みの喜びを大きく表現。さらに校章をデザインの一部に配置することで、大学のオリジナリティを強調しました。
ラベルの文字部分は、ビールを飲んだ後も使える透明シールになっていて、遊び心も満載です。また、封印シールには学生たちの母校や地域コミュニティへの想いが込められており、「関西万博」への期待も表されています。これにより、約10種類のメッセージが選べる楽しさも演出されています。
商品詳細
- - 商品名:關杯(かんぱい)
- - 品目:発泡酒(麦芽使用率50%以上)
- - 容量:330ml
- - 容器:ガラス瓶
- - アルコール成分:5.0%
- - 原材料:イギリス製造の麦芽、オーツ麦、ホップ、アイリッシュモス
- - 販売方法:関西大学が主催するイベント内での販売を予定
産官学連携での学び
「關杯」の開発を通して、学生たちは学びの機会を得ました。産官学の連携によって生まれたこのビールは、SDGsの実現にも寄与しています。地域活性の重要性を考えながら、彼らが得た知識や体験は、未来へと続く貴重な資源となるでしょう。
今後、更なるイベントや新たな取り組みを通じて、「關杯」がいかに多くの人々に愛されるか、またその先にあるコミュニティの巻き込み方にも注目です。このビールの背景にある物語は、デザインだけでなく、学生たちの未来をも照らすものとして期待されています。