HAL学生アニメ受賞
2025-12-22 14:36:12

石川県の「いしかわアニメアワード」でHAL学生制作のアニメが最優秀賞を受賞

石川県の「いしかわアニメアワード」で最優秀賞



石川県が主催する「いしかわアニメアワード」において、専門学校HALの学生チームが制作したショートアニメーション『魔鏡少女ユキ』が77作品の中から最優秀賞に選ばれ、賞金30万円を獲得しました。このアワードは、アニメ文化の振興と若手クリエイターの育成を目的として行われており、審査員にはアニメ業界の第一線で活躍する専門家が揃い、特に注目されました。

『魔鏡少女ユキ』のコンセプト



『魔鏡少女ユキ』は、「学校の怪談」と「魔法少女」という二つの要素を組み合わせた作品です。80〜90年代のアニメの魅力をデジタルで再構築しており、懐かしさと新しさを兼ね備えた内容が高く評価されています。この作品に対する審査員の講評は好意的で、どのようにしてアニメーションが表現されているのか、その完成度の高さが際立っていました。

審査員の評価



特に印象的だったのは、DMM TVの総合プロデューサー村中悠介氏の意見です。彼は作品の世界観の構築が明確であり、視聴者に制作者の意図がしっかりと伝わったと評価しました。「主人公と周りのキャラクターの関係性が物語の感情的な軸としてしっかり機能していた」と述べ、特に心情描写やカメラワークの工夫が印象的であったと語っています。

さらに、世界初の着メロダウンロードサービスを手掛けた宮田人司氏も、『魔鏡少女ユキ』の魅力に注目しました。彼は「80年代の懐かしさを感じる作品でありつつも、単なるパロディではなく、当時の未来への憧れが現代の視点で再構築されている」と評し、観る人にじんわりとした余韻を残す作品として評価しました。

制作者のコメント



制作チームは、80〜90年代のアニメが好きなメンバーで構成され、どうすればその当時の雰囲気を再現できるかを試行錯誤しながら進めました。特に注力したのは、アナログらしい質感を現代技術で表現することです。撮影工程では90年代の質感に近い独自フィルターを制作し、当時の作品と同等の映像を目指しました。この作品を通じて、HALで学んだ幅広い技術が大いに役立ったと言います。特に、グループ制作におけるコミュニケーションや役割分担の重要性も痛感しているとのことです。

専門学校HALの特長



専門学校HALは、東京・大阪・名古屋に校舎を持ち、ゲームやCG、ITなどの分野で即戦力を育成しています。授業では、業界のプロから直接指導を受けられるだけでなく、グループプロジェクトを通じて実践的なスキルを磨く機会が豊富です。希望者の就職率は100%を誇り、産学連携を重視した教育方針が特徴です。

オープンキャンパスは毎月開催されており、見学・相談は平日いつでも可能です。詳細は専門学校HALの公式サイトをチェックしてください。 HAL公式サイト


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学校法人 日本教育財団
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-1
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