組織改革を支援するフランクリン・コヴィーの最新セミナーをレポート!
2025年10月14日、フランクリン・コヴィー・ジャパンが主催するセミナー「The Game Changer 〜組織の流れを変える人と文化〜」が東京都千代田区のザ・プリンス パークタワー東京で開催されました。経営層や人事・組織開発のリーダーを対象にしたこのイベントには、400名以上が参加し、「人と組織の変革」をテーマに多様な視点から議論が展開されました。
基調講演:未来を見据えたリーダーシップの原則
このセミナーの開幕を飾ったのは、スティーブン・R・コヴィー博士の次男であり、フランクリン・コヴィー社のエデュケーション部門の社長ショーン・コヴィー氏です。彼は『ゲームを変えるリーダーの4つの役割』というテーマで講演し、世界中の企業や教育機関の成功事例を交えつつ、リーダーシップの核心を伝えました。
ショーン氏は特に、内面からの変化が組織の根本的な変革につながると強調しました。彼の言葉によれば、リーダーシップとは「人にその価値と可能性を明確に伝え、自らその可能性を確認できるように促すこと」が重要だと述べました。この理念は、参加者に深い印象を与え、多くの人がリーダーとしての在り方を見つめ直すきっかけとなったようです。
企業の現場が語る行動変容のストーリー
セミナーの後半では、フランクリン・コヴィーのプログラムを導入した3社がそれぞれの取り組みを発表しました。登壇したのは、CPAエクセレントパートナーズ株式会社、C-United株式会社、丸亀製麺の人財戦略部です。彼らは組織の成長や変化に向けた具体的な体験を共有し、共通して「従業員の意識と行動の変容」がすべてのスタートポイントであったと語りました。
特に、リーダーが文化を築く役割を強調し、企業文化は「仕組み」ではなく「習慣」であると示した事例が多く紹介されました。参加者もこのトークセッションに多くの示唆を受け、自社の課題を掘り下げることが出来たと高く評価しました。
特別ゲストトーク:変革をもたらすリーダーの条件
さらにセッションでは、株式会社ドムドムフードサービス代表取締役社長の藤﨑忍氏と、株式会社We Are The People代表取締役の安田雅彦氏が登壇しました。彼らは「変革を生み出すリーダーシップの本質とは何か」というテーマで活発に議論を交わしました。特に、リーダーシップや信頼関係がスキルとして育成できる視点や、AIの発展にも関わらず、人間性が信頼の源であるという点が強調されました。
懇親会での貴重な交流の場
イベントは懇親会で締めくくられ、参加者同士や登壇者との交流が生じ、学びと刺激が豊富な時間となりました。ここでの情報交換やアイデアのシェアは、今後の組織改革のきっかけになること間違いなしです。
フランクリン・コヴィー・ジャパン:目指す未来
フランクリン・コヴィー・ジャパンは、「7つの習慣」を中心にした独自の人材育成プログラムを通じて、企業の組織改革や戦略実行をサポートしています。今後も様々な活動を通じて、組織の流れを変えるための力を提供し続けていくことでしょう。
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