大阪・関西万博で体験する新しい健康サービス「トレトレで楽しく歩く→カラDAスマイル！」

大阪・関西万博での健康体験展示

2025年、大阪・関西万博にて「トレトレで楽しく歩く→カラDAスマイル！」という新しい健康サービスの体験展示が行われます。このイベントは、6月24日から7月7日までの期間限定で開催され、来場者が自らの健康状態に応じた運動を楽しみながら行えるサポートを提供しています。

健康データを活用した新しいアプローチ

この取り組みは、個人の健康医療情報（PHR）を活用し、楽しみながら健康促進を目指すものです。経済産業省が推進する「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業」の一環として、株式会社エムティーアイがリアルワールドゲームス株式会社及び大阪府と共に実施しています。このプロジェクトでは、PHRを基にしたゲームを通じて、来場者にパーソナライズされた健康支援を行います。

「トレトレで楽しく歩く→カラDAスマイル！」の特徴

このサービスの骨子は、特に運動不足を解消するために開発されたもので、スマートフォンを使って自身の健康アプリと連携し、健康状態に基づいた歩数や目的地を提案します。具体的には、特定のアプリ「CARADA 健診サポート」と「アスマイル」のデータを用い、リアルワールドゲームスが提供する3D地図基盤上での位置情報ゲーム『トレイントレイン』と繋げることで、ゲーム感覚で運動を促進します。これにより、楽しみながらも健康意識を高め、運動するきっかけとなります。

イベントでの体験と講演

会場では、大型モニターやタブレットを介して、来場者は直接サービスを体験できる機会があります。また、万博会場全体で自身のスマートフォンにアプリをダウンロードすれば、ゲームに参加し、健康促進アクティビティに関与することができます。さらに、6月25日には、フューチャーライフヴィレッジ内のステージで「ヘルスケアと医療を結ぶ未来のPHR」というテーマで講演も行われ、ヘルスケア事業本部の高橋知朗氏がPHRの未来について語ります。こちらもお見逃しなく。

健康に対する社会的な意義

現在、日本国内外で進行中の少子高齢化、さらには人口減少の問題に対処するため、予防や健康づくりの重要性はますます高まっています。PHRを活用することは、だけでなく医療データの安全な利用を通じて、個々に合わせたスマートなヘルスケアの実現に寄与します。大阪・関西万博では、健康とウェルビーイングのテーマに基づき、全20の事業者が10件の新サービス体験を通じて、この重要なメッセージを発信します。