設備管理クラウド「EMLink」に資材管理機能追加 - 設備台帳との連携でアセットマネジメントを強化

株式会社設備保全総合研究所（EML）は、プラント・工場向け設備管理クラウド「EMLink」に新機能「資材管理」を追加したことを発表しました。この新機能により、予備品、部品、補修部材、消耗品などの資材を設備と紐付けて一元管理することが可能になりました。

従来、工場内の資材管理は、Excelや紙ベースで行われることが多く、情報共有や管理の効率化が課題となっていました。EMLinkの「資材管理」機能は、これらの課題を解決するために開発されました。

「資材管理」機能の主なメリット

工場全体の資材状況を把握: 設備台帳と連携することで、工場全体またはユニット/設備ごとの保有資材をすぐに確認できます。
資材入出庫履歴の簡単登録: 資材の入出庫履歴を簡単に登録でき、在庫管理を効率化します。
* 保全活動との連携: 保全履歴や保全計画と紐付けることで、具体的な保全活動（工事、補修、部分更新など）に連関させて資材を管理できます。

EMLinkは、設備台帳をベースに、保全履歴や保全計画を設備データに紐付けて管理できることが特徴です。「資材管理」機能の追加により、設備維持に必要な資材の種類・数量を明確化し、適正な在庫管理を実現することで、購買計画の最適化、バランスシートの改善、設備故障時のダウンタイム短縮などが期待できます。

EMLは今後、独自の資材レファレンスとの連携などを通じて、より完全で効率的なアセットマネジメントの実現を目指していきます。

EMLinkについて

EMLinkは、プラント・工場向けの設備管理サービスとして、化学・素材系の製造業やタンクターミナルなどで導入が進んでいます。設備台帳をベースに、保全履歴、保全計画、不具合対応、メンテナンス計画、報告書作成など、保全業務全般のDX化を支援します。

株式会社設備保全総合研究所について

株式会社設備保全総合研究所は、プラント・工場向けのDXソリューションを提供する企業です。設備管理クラウド「EMLink」の提供や産学連携事業を通じて、プラント・工場現場における産業DX推進を目指しています。