ダイキン工業の新たな採用コミュニケーション戦略
ダイキン工業株式会社が主催する採用コミュニケーション戦略イベント「The New School」が、2025年11月26日に大阪・梅田で開催されます。特に、人事部門が直面する採用における新しい課題や解決策に焦点を当てています。このイベントでは、ダイキン工業の西川徹氏がゲスト登壇し、自社の採用活動の成功事例や失敗事例、そしてその背後にある思考プロセスについて詳しく語ります。
ダイキン工業の採用課題
ダイキン工業は、世界160カ国に展開しているトップメーカーです。しかし、知名度とブランド力が高いにも関わらず、優秀な人材を採用できないという大きな課題を抱えていました。内定辞退率が50%を超え、社内には危機感が漂ったと言います。このような背景から、社名やブランドに頼ることなく、積極的に採用活動を見直す必要があるとの認識が高まりました。
採用の理念転換
イベントでは、採用に関するポリシー転換がどのように行われたのかを解説します。「採用=広報」という従来の発想から、「採用=体験設計」という新しい視点にシフトする過程をお話しします。この発想の転換は、未知の領域への進出であり、特に「スペック訴求」から「スタイル訴求」への移行がポイントです。また、会社としての「らしさ」を言語化し、それを求職者に伝える工夫の重要性についても触れられます。
学生との対話を重視
採用活動において、ダイキン工業は学生とのオープンな対話に重きを置いています。今年から本格的に始まったWill採用(初期配属決定型)や、インターンシップへの特化など、新しい施策が取り入れられています。「面接よりも面談」を重視し、候補者とのラポール構築が重要視されています。具体的には、カジュアルな雑談の時間を設けたり、人事担当者が直接候補者を迎えに行くという工夫がなされています。
結果と展望
これらの取り組みの結果、ダイキン工業の内定辞退率は大幅に改善され、応募数も増加したと報告されています。自社の採用サイトを強化し、その使用を「意思形成のハブ」として機能させることに成功しました。今後は、さらなる内部コミュニケーションの強化を図り、持続的に成果を上げていくことが期待されています。
こんな方におすすめ
このイベントは、特に次のような方々に役立つと考えています。
- - 知名度は高いがプレゼンスが低下している企業の採用担当者や課長
- - 内定辞退率の改善や採用予算の効率的な利用を考えている人事責任者
- - 候補者体験の向上を目指し、面接の質を改善したい人事担当者
- - 流行に流されず、自社に合った採用最適解を模索している経営企画や人事関係者
The New Schoolの使命
The New Schoolは、No Companyが推進するコミュニティ型プロジェクトで、既成概念に挑戦し、参加者同士が新しい価値観やスタイルを共有できる場です。ダイキン工業のような先進的な企業が直面する課題を解決するための学びや出会いを提供し、参加者に新しい気づきをもたらすことを目指しています。
登壇者紹介
ダイキン工業からのゲスト、西川徹氏は、2015年に新卒で入社し、採用活動を通じて組織の発展に貢献してきた若手リーダーです。独自の視点からの話を聞ける貴重な機会、ぜひお見逃しなく。
参加方法
このセミナーは無料で参加可能です。参加希望者は以下のリンクからお申し込みください。参加後には、セッション後の交流会も予定されています。名刺の準備をお忘れなく!お申し込みは
こちら。
以上がダイキン工業の採用コミュニケーション戦略に関するイベントについての詳細です。興味のある方はぜひ参加して、その実践的な手法を学びましょう。