ナッツRV、珠洲市へ義援金とキャンピングカーを寄付
国内で最大規模のキャンピングカー製造業者、ナッツRVが、令和6年能登半島地震とその後の豪雨災害に見舞われた石川県珠洲市に対し、義援金とキャンピングカーを寄付します。この支援活動は、ナッツのキャンピングカーを購入した顧客より集めたチャリティTシャツの売上金に基づいています。
義援金の贈呈式について
贈呈式は2024年4月14日(月)に実施され、珠洲市役所で行われる予定です。ナッツの関係者や、キャンピングカーの愛用者たちの温かい思いを込めた義援金とキャンピングカーの贈呈式の模様は、多くのメディアの注目を集めることでしょう。
贈呈の際には、元プロ野球選手の桧山進次郎さんも参加予定で、彼の社会貢献活動への積極的な姿勢が注目されています。桧山さんは阪神タイガースでの現役時代から多くの援助活動を行っており、今回のイベントでも彼の存在が大きな意味を持ちます。
贈呈式の詳細
贈呈式は、腕章を付けた桑野市長とナッツ代表の荒木賢治が交わす言葉で始まり、地域の復興の決意を新たにする場となることでしょう。当日は午後1時30分からスタートし、珠洲市のシンボルともいえる市役所3階の応接室で行われる予定です。
その後、参加者はキャンピングカーの説明を受けたり、記念撮影を行ったりすることができます。雨天の場合は、市役所の庁舎前で行われることになります。
被災者への思い
ナッツRVは、震災で命を落とされた方々に哀悼の意を表し、すべての被災者の方々に心からのお見舞いを申し上げています。災害時に役立つキャンピングカーの提供を通じて、珠洲市の一日も早い復興を願っています。ナッツの荒木社長は、支援活動が単なる一時的なものでなく、長期的な地方創生に寄与するものであることを強調しています。
過去の支援活動
能登地震が発生した際、荒木社長は日本RV協会の会長として、キャンピングカー60台を派遣しました。この経験から、長期的な復興支援の重要性を痛感し、珠洲市への支援を決定しました。
この度の寄付活動は、単なる金銭的支援ではなく、地域活性化のために欠かせない要素として位置づけられています。ナッツRVは、2024年に向けて新たな支援の形を作り出し、地域と共に歩んでいく姿勢を見せています。
ナッツRVのキャンピングカー
ナッツRVは、国内シェアNo.1のキャンピングカーメーカーであり、福岡を拠点に国内外で年間1200台以上のキャンピングカーを製造しています。同社は、災害時にも活用できるよう「社員専用レンタルキャンピングカー」を所有しており、地域貢献を意識した企業活動を展開しています。
顧客に対して高いサービスレベルを提供するため、全国に10店舗を展開しており、石川県金沢市にも店舗があります。地域のお客様についても大切にしつつ、今後も「この国にキャンピングカーというカルチャーを!」のスローガンのもと、新しいキャンピングカー文化を形成していくことでしょう。
さらに、ナッツRVは地域のイベントやプロジェクトにも積極的に参加し、地域社会との繋がりを深めています。災害支援や地域振興に向けた取り組みは、同社の企業文化の一部として定着しており、今後も続けられていくことでしょう。
今後のナッツRVの取り組みから目が離せません!