新商品「おうちでかくれうなぎ」の登場
南伊豆町の名店「かくれうなぎ誕生の店川八」が、故はらたいら氏の名付けた「かくれうなぎ」を、自宅で楽しめる新商品「おうちでかくれうなぎ」として販売を開始しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、飲食店の営業形態が変わる中、川八は地域の特色とともに新たな形での営業を模索しています。
ここで、川八が新たに手掛ける「おうちでかくれうなぎ」は、通販およびふるさと納税の返礼品として提供されます。このメニューは、5月15日からの一般販売、続いて南伊豆町のふるさと納税返礼品においては6月15日から注文が開始される予定です。
かくれうなぎの由来
「かくれうなぎ」という名前は、故はらたいら氏が名づけたもので、彼が南伊豆の美しい景色を楽しみながら訪れた際に生まれました。当時、防ごうと思いつめるような状況の中、はらたいら氏は店舗が困難な時期に月に一度は川八を訪れ、さまざまなアドバイスを施しました。その中で、ピンチをチャンスに変える視点の重要性を教わったという実体験があります。
はらたいら氏は、このお店に8000点以上の知識とアイデアを残してくださり、2017年には法人化に至るまでの成長を遂げました。彼の意向を受け、店の経営者は「かくれうなぎ」を全国に広める約束をしたと語ります。
新型コロナウイルスによる影響
コロナ禍の中、川八は4月11日から5月11日までの間、店舗内での飲食を自粛し、テイクアウトと近隣へのデリバリーに焦点を当てて営業を続けてきました。全国のお客様の7割が関東圏からの訪問であったため、飲食形態の変更は必然となったのです。地域の特性を反映したネット通販とふるさと納税返礼品の強化を決意し、こうしてお客様に新たな媒体を通じて魅力を届けることになりました。
新たな挑戦と約束
「おうちでかくれうなぎ」の商品ラインナップは、2人前と3人前のセットがあり、ふるさと納税のメニューとしても、1人前と3人前が用意されています。これにより、より多くの方々に「かくれうなぎ」の味わいを楽しんでもらえる機会を提供します。店を支える多くの方々の思いと共に、新たな挑戦を続けています。
今後も南伊豆の魅力と「かくれうなぎ」の味を、オンラインを通じて全国に届ける意気込みを示す川八。はらたいら氏の名を冠したこの一品を、ぜひ一度ご賞味ください。南伊豆町を訪れることができない今、自宅でその美味しさを楽しんでいただければ嬉しい限りです。
かくれうなぎ誕生の店川八の情報
- - 店名: かくれうなぎ誕生の店川八
- - 住所: 静岡県賀茂郡南伊豆町湊376-4
- - URL: 川八公式サイト
これを機に、自宅で特別な味を楽しむひとときをお過ごしください。