3MのダイノックフィルムがiFデザインアワード2025を受賞
スリーエム ジャパン株式会社が2024年に展開する粘着剤付き建築化粧フィルム「ダイノック™ フィルム Ecoシリーズ RC」が、名誉ある「iFデザインアワード2025」に選ばれました。この受賞は、国際的に評価されるデザイン賞であり、世界66か国からの11,000件の応募の中から選ばれたものです。
デザイン賞の背景
「iFデザインアワード」は、ドイツ・ハノーバーに本拠を置くiF International Forum Designが主催するもので、70年以上の歴史を持つ独立したデザイン団体です。毎年、優れたデザインに対してこの賞が授与され、受賞作品はデザインの領域で高く評価されています。2025年のアワードでは、131名以上のデザイン專門家によって厳正な審査が行われ、多くの応募の中から厳選された作品が発表されました。
ダイノックフィルムの魅力
「ダイノック™ フィルム Ecoシリーズ RC」は、環境への配慮を重視しつつ、耐久性や不燃性能を兼ね備えた製品として設計されており、そのデザイン性や品質が特に評価され、この受賞に至りました。リサイクルPET樹脂とホタテ貝殻から作られたバイオベース材料を融合させたこの製品は、環境に優しいだけでなく、見た目にも美しいアースカラーを展開しています。
環境負荷を軽減する材料の使用
このフィルムは、ホタテ貝殻由来のバイオベース材料を約20%、透明フィルム層にはペットボトルからのリサイクルPET樹脂を約80%使用しており、環境に配慮した素材が大きな特徴です。また、剥離紙に使用される素材も再生紙を40%含むなど、可能な限りリサイクル可能な材料を使用しています。これは、スリーエムの持続可能な社会を目指す取り組みの一環として、企業の社会的責任を果たす姿勢が表れています。
今後の展望
スリーエムの代表取締役社長である伊藤誠氏は、今後も環境にやさしく、革新的な製品の提供を通じて社会に貢献していくことを強調しています。ダイノックフィルムのような製品は、デザインだけでなく、持続可能性にも配慮した創造的な発想から生まれたものです。これにより、消費者の生活がより豊かになることを目指しています。
iFデザインアワードの意義
iFデザインアワードは、デザインの質を標榜し、高度なデザインを世界に知らしめる場でもあります。その受賞には、製品デザインのみならず、パッケージ、サービスデザイン、インテリアなど幅広い分野が含まれています。受賞作品は承認を受けたデザインの証であり、顧客や社会に優れたものを提供する努力の結果でもあります。
まとめ
スリーエムが誇る「ダイノック™ フィルム Ecoシリーズ RC」は、単なる製品に留まらず、環境への配慮や優れたデザインが結実した作品といえるでしょう。これからも、サステナブルな未来に向けた3Mの挑戦から目が離せません。公式サイトでは製品情報や受賞の詳細を紹介しているので、是非チェックしてみてください。