星のや東京の秋限定メニュー「Nipponキュイジーヌ」
東京に位置し、独自の非日常体験を提供する「星のや東京」が、2024年10月3日から秋限定メニュー「Nipponキュイジーヌ~美食の集い~」を開始します。この素晴らしいコースは、日本各地の食文化と、それを生かしたフランス料理の技法が見事に融合した料理で、特に「新潟」「岡山」「福岡」の食材に焦点を当てています。
特徴的な一皿がそろう
この秋のメニューは、特に旬を迎えた食材が多彩に取り入れられており、食文化の多様性を楽しむことができます。メニューには、岡山の小魚「ママカリ」を使った前菜や、脂ののった秋刀魚、無花果をふんだんに使用したデザートなど、目にも美しい一皿が揃っています。
*1ママカリの魅力
岡山では「ママカリ」として知られるこの小魚、一般的には「さっぱ」と呼ばれます。星のや東京の料理長、岡亮佑氏が手掛けるママカリは、バルサミコ酢やカラマンシーヴィネガーに漬け込まれ、柑橘の爽やかさが加えられた一品。キャビアをトッピングし、さっぱりとした味わいを最大限に引き出しています。
*2秋刀魚の蒲焼き
江戸料理からインスパイアを受けた「秋刀魚の蒲焼き」は、炭火でじっくり焼かれた秋刀魚に、コク豊かなアラと肝のバターを合わせ、旨味を引き立てます。さらに、山葵と梅干のソースを添え、心地よい酸味と辛みで食欲をそそります。江戸の香りを漂わせる独自の仕上がりです。
*3福岡の水炊き
福岡名物の水炊きをモチーフにした一皿は、鶏むね肉と鶏もも肉をフランス料理の技法を用いて仕立てたもの。青りんごのアクセントが加わり、コクのあるクリーミーなソースとのバランスが絶妙です。加えて、目の前でトリュフを削る演出もあり、見る楽しみも提供します。
*4無花果のデザート
新潟からの贅沢なデザートは、無花果を使用した品々で構成されており、キャラメリゼやコンポートの異なる食感を楽しむことができます。新潟の郷土菓子「ポッポ焼き」をも取り入れたこのデザートは、まさに秋ならではの味覚を感じさせる一品です。
提供概要
- - 提供開始日: 2024年10月3日(木)
- - 料金: 1名 33,880円(税・サービス料込、宿泊料別)
- - 予約: 必要、公式サイトにて前日まで受付
- - 対象: 星のや東京宿泊者
- - 備考: メニューの内容や食材は変更になる可能性があります。
岡亮佑氏の料理哲学
総料理長の岡亮佑氏は、滋賀出身でフランス料理の技術を持つ経験豊富なシェフ。彼の料理スタイルは、地域の素材を生かしつつも、フランスの洗練された技法を取り入れることで、現代的な解釈を加えることにあります。日本の食文化を大切にしながら、訪れる人々に新しい食の楽しみ方を提供することを目指しています。
星のや東京ダイニング
星のや東京のダイニングは、日本の伝統と現代が融合した空間として、落ち着いた雰囲気の中で特別な食体験を提供しています。訪れる人々が和の静けさを感じながら、ここでしか味わえない美食に出会えるよう、細心の配慮がなされています。
この秋、星のや東京の「Nipponキュイジーヌ」を通じて、特別な食の旅が始まります。ぜひこの機会に、至福の時間をお過ごしください。