NEXYZと長野県信用組合が手を組み脱炭素社会へ本格的な支援を開始
株式会社NEXYZ.は、長野県信用組合と業務提携契約を結び、信金初のカーボンニュートラル実現に向けた支援活動を始めました。この提携では、LED照明などの省エネ設備の導入を通じて、顧客へのCO₂排出削減を目指します。
長野県信用組合(通称: けんしんBANK)は1954年に創業し、長野県内で52店舗を展開。地域の経済支援や価値創造に努めています。今回の提携により、NEXYZは地域の企業と連携し、脱炭素社会の実現と経済の活性化を図ることとなります。
NEXYZは、2012年から初期投資0円で設備導入が可能なサービス「ネクシーズZERO」を提供しており、これまでに10万件以上の実績があります。この取り組みは、地域金融機関と組んで地域の中小企業との関係を強化し、経営者のニーズを把握しながら進められています。
政府の目標として、2030年までにLED照明の導入率を100%にすることが掲げられていますが、2024年の段階で進行状況は58%に留まっています。この背景には、環境省や金融庁の要請に答える具体的な施策を多くの金融機関が行っていないという現実があります。しかし、NEXYZは地域金融機関との連携を強化し、顧客企業の電力削減に向けたレポートを提供することで、その課題に取り組んでいます。このレポートは、銀行などが対外的に情報を示すための重要な資料として使用されます。
今後も、NEXYZは地域の企業と人々との信頼関係を大切にし、顧客の要望に応えながら、地域経済の活性化と脱炭素社会の実現に向け邁進していく意向を示しています。
この提携の通じて、長野県内の企業はより本格的に省エネの導入を進められるようになり、その結果として地域全体の環境への影響を減少させることが期待されています。地域の事業者にとっては、NEXYZの支援が新たな機会となり、持続可能な経営への転換を促すことでしょう。
NEXYZと長野県信用組合の提携は、脱炭素社会への第一歩として、多くの企業や地域の価値を高めていくことでしょう。今後の取り組みにも大きな期待が寄せられます。