未来の海をデザイン
2025-10-07 11:41:29

未来の海をデザインする高校生たちの挑戦と創造力

高校生たちが描く未来の海



2025年9月28日、長野市で開催された「長野県高校生 海の政策コンテスト」には、海なし県・長野の高校生が集結し、海の社会問題についての斬新なアイデアを競いました。一般社団法人 海と日本プロジェクト in 長野により企画されたこのイベントには、松本県ヶ丘高校や上田西高校など、3校から6名の生徒が参加し、それぞれの視点で未来の海を描き出しました。

未来をデザインする挑戦



テーマは「海の社会課題に立ち向かえ!〜未来をデザイン!海なし県の挑戦〜」。参加した学生たちは、数カ月間の調査や現地研修を経た上で、実行可能な政策案を準備しました。精鋭の審査員陣の前でのプレゼンテーションでは、自さの提案の独自性や実現性に基づく意見交換が行われました。

松本県ヶ丘高校「縣陵政経研究会」の提案は、地域のスーパーと協力したフィッシュバーガーという形で能登地域の復興を支援するものでした。これは、地元の新鮮な食材を使い、持続可能な地域振興を目指すもので、649円でフィッシュバーガーを提供。ネーミングには、地域名を親しみやすく表現する工夫があり、さらに食を通じた地域活性化の仕組みを組み込みました。

渡された評価と展望



発表において、審査員からは「食を通じて人を動かす力がある」と高い評価を受けました。優れた提案が相次ぐ中、上田西高校のチームは、漁業で廃棄される魚の鱗を活用したアクセサリー製作案を提出。地元の資源を見直し、新たな価値を見いだす発想が注目されました。

「ウミ×トク革命」と名付けられた松本県ヶ丘高校「WOVEN FATE」の提案は、環境意識を高めるためのQRコードを活用した燭火開生日のゲーム要素を取り入れることで、購買行動を楽しくし、自然にエコ意識を拡張するというユニークな試みです。

高校生たちの成果と意気込み



大会の最後に、松本県ヶ丘高校「縣陵政経研究会」が見事に最優秀賞を受賞しました。MCの鶴崎修功氏も、その熱意と表現力に感心し、「長野で海を自分ごととして考える姿勢は素晴らしい」と称賛。

参加した生徒たちは、この競争を通じての学びと、今後の展望を語り合いました。彼らの前向きな姿勢は、海なくして地域を支え合う新たな活動の礎となることでしょう。これから社会に必要な海の価値を再確認し、次世代へ継承するための第一歩を踏み出した彼らの姿が、長野の未来に光をもたらすことを期待しています。

団体概要



本コンテストは「海と日本プロジェクト」の一環として実施されており、長野県の若者が海に親しむ機会を提供する活動の一部です。詳しくは、海と日本プロジェクトの公式ウェブサイトをご覧ください。


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