外国人向け予約アプリ
2016-09-01 20:33:50
外国人観光客向けの新しい宿泊予約アプリ「tripla」が始動
外国人観光客向けの新サービス「tripla」
2016年9月1日より、外国人観光客の新しい旅行体験を提案するアプリ「tripla(トリプラ)」の配信が始まりました。このアプリは、日本初のチャット機能を搭載した予約サービスで、訪日観光客が旅をする際のニーズに応えることを目的としています。
「tripla」は、ホテルや宿泊施設に導入され、宿泊者の要望にきめ細やかに対応することが可能です。特に、サービスを通じて訪日観光客の「旅まえ・旅なか」に必要なアクティビティを提案し、予約までを一括してサポートします。これにより、滞在をより充実したものにすることができます。
多様化する外国人観光客のニーズ
2016年度の訪問外国人観光客数は2000万人を超える勢いを見せており、旅行スタイルが団体旅行から個人旅行へと変化しています。訪日外国人観光客は、彼ら自身の「自分らしい体験」を重視する傾向が強く、そのニーズに対応するため各宿泊施設の受け入れ態勢や“おもてなし”環境が求められています。日本政府が発表した調査結果によると、「旅行中に困ったこと」のトップは無料公衆無線LAN環境で、次いで施設スタッフとのコミュニケーションの難しさが挙げられています。
これにより、外国人観光客にとって「通信環境」と「言葉の壁」が大きな障害であることが明らかになり、これらを解消するサービスの必要性が高まっているのです。
4カ国語対応のチャット機能で安心
「tripla」では、外国人観光客の要望をコンシェルジュがチャット形式で対応します。英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語の4か国語に対応しており、ユーザーは自分の言語で質問や予約依頼が可能です。コンシェルジュは、提案から予約代行までをサポートし、目的地への道案内や滞在中のお困りごとの解決にも応じます。
このサービスを通じて、食事、通信、レジャーといった多岐にわたるアクティビティをまとめて予約できる点も魅力です。アプリを利用することで、計250以上の提携飲食店への予約や、NINJAWifiのような通信ツールの貸出が一つのプラットフォームで可能となります。
無料導入の宿泊施設と安定収益
宿泊施設は「tripla」のサービスを無料で導入することができ、多言語対応でゲストに対して各アクティビティを案内できます。また、ユーザーのアプリダウンロード数に応じて施設側の収益も図れる仕組みが整っています。今後、都内を中心にさらに多くの宿泊施設に導入を進める予定です。
まとめ
「tripla」は、外国人観光客にとって快適でスムーズな滞在を実現するための新しいサービスです。個人旅行者のニーズに応えることで、旅行の質を向上させることを目指しています。このアプリの登場は、今後の訪日旅行のスタイルを大きく変える可能性を秘めています。
会社情報
- 会社名
-
tripla株式会社
- 住所
- 東京都中央区新川1-22-13新川I&Lビル6F
- 電話番号
-
03-6276-6553