秋田発の特別なクラフトサケ『稲と草木』
秋田県男鹿市にある「稲とアガベ株式会社」は、2月17日から日本草木研究所とのコラボレーションによるクラフトサケの抽選予約受付を開始しました。この特別な商品名は『稲と草木(日本草木研究所)』で、予約受付は2月23日まで。注目すべきは、使用されている草木がどれも日本の山々から採取されたという点です。
独自の素材で味わう新しいお酒
「稲と草木」は、米と麹に加えて、山で発見された草木を一緒に発酵させることで生み出されたクラフトサケです。特色ある草木の香りを取り入れることで、全く新しい味わいを堪能することができます。特に注目される草木は以下の三つです。
1.
青文字の実(あおもじの実): 日本では主に九州地方に見られるこの実は、特有の香りを放ち、料理の調味料にも使われています。爽やかな香りはまるでレモングラスのようです。
2.
榧(かや)の枝葉: 日本の在来種で、その油分がグレープフルーツの香りを感じさせることから、爽やかな味わいが期待できます。高級材としても知られるこの木の様々な部位を活用しています。
3.
花蓬(よもぎ): 日本の料理や文化に古くから関わってきた植物で、西洋ハーブにも引けを取らない芳香を持っています。特に花の香りは、フローラル感とハーブのバランスが絶妙です。
文化を感じるクラフトサケ
稲とアガベの代表である岡住修兵氏は、草木研究所とのコラボレーションを通じて日本の山々が持つ解像度を高め、お酒が新たな文化を生み出す手助けになればと語ります。また、今回のクラフトサケは、その仕上がりに自信を持ち、「飲まないと損」と言えるほどの美味しさに仕上がっています。
一方、日本草木研究所の発起人である古谷知華氏も、歴史的に忘れ去られた植物資源が新たに息を吹き返すことに喜びを感じており、多くの人々にこの魅力を届けられることを期待しています。
抽選予約の詳細
「稲と草木(日本草木研究所)」は、500ml入りで税込3,300円という価格設定です。抽選予約の申し込みは公式ウェブサイトにて行え、2月23日23:59まで受け付けています。貴重な一本を手に入れるこのチャンスをお見逃しなく!
株式会社情報
- - 社名: 稲とアガベ株式会社
- - 所在地: 秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
- - 設立月: 2021年3月
- - 事業内容: クラフトサケ醸造
- - 公式サイト: 稲とアガベ公式サイト
何気なく通り過ぎてしまうかもしれない日本の山々が持つ可能性に触れ、ぜひ「稲と草木」を味わってみてください。これからの新たな日本の酒文化を一緒に味わいましょう。