バングラデシュに学ぶ、ITエンジニア育成の新たな流れ
近年、IT業界におけるエンジニア不足が深刻な問題となっている中、バングラデシュのダッカに新たに設立された「BJITアカデミー」が注目を集めています。この学校は、14年間にわたるオフショア開発の豊富な経験を背景に、世界で通用する技術者を育成することを目指しています。
グローバルな人材育成の必要性
現在、国内外でグローバルな人材の需要は増加しています。特に日本では、ITエンジニアが不足しており、外国籍のエンジニアが活躍する場が広がっています。企業の7割以上が外国人の採用を希望しているとの調査結果もあり(インテリジェンスHITO総合研究所)、この状況は今後も続くと予測されます。BJITアカデミーは、IT技術に加え、日本の文化やビジネスマナー、日本語教育にも力を入れており、多様なニーズに応えるための包括的なカリキュラムを提供しています。
BJITアカデミーの特色
BJITアカデミーでは、プログラミングやフレームワーク、開発手法などの技術的な講義に加え、コミュニケーションスキルや問題解決能力といったソフトスキルも重視しています。開発プロジェクトの進行に必要なチームワークやプランニング、ストレス管理についても学ぶことができ、実践的なスキルを身につけることができます。また、将来的には日本の学生や企業の海外研修にも対応し、国際的な人材育成機関としての役割を果たすことを計画しています。
バングラデシュのIT業界の成長
バングラデシュは、1億6千万人以上の人口を抱える新興国であり、IT化を推進する「デジタルバングラデシュ」を目指しています。親日国としても知られ、オフショア開発の拠点として多くの企業から注目を集めています。インドや中国といった国に代わる新たな選択肢として、バングラデシュのIT人材は今後更に重要な役割を果たすと考えられています。
BJITの会社概要
BJITアカデミーを運営する株式会社BJITは、東京都港区に本社を構えています。資本金は2億4,810万円で、佐藤一雅が代表取締役社長を務めています。
これからもBJITアカデミーは、国内外に向けて優れたITエンジニアを輩出し、グローバルな技術者育成の中核としての役割を果たしていくことでしょう。
お問い合わせ
本件に関する詳細は、株式会社BJIT広報室までお問い合わせください。電話は03-6453-8740、メールは
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