Philips HueとNature Remoの連携が実現
シグニファイジャパン合同会社は、新たにPhilips Hueシリーズとスマートリモコン「Nature Remo」シリーズとの連携を開始したことを発表しました。この連携により、ユーザーは「Nature Homeアプリ」を介して、Philips Hueの照明を手軽にコントロールできるようになりました。今回の対応は、特に「Nature Remo Lapis」「Nature Remo 3」及び「Nature Remo mini 2 / Premium」にまで及びます。
スマートリモコンでできること
「Nature Homeアプリ」からの操作が可能になったPhilips Hueの製品は、これまでHueブリッジを通さなければ操作できませんでしたが、今回のアップデートによって、Bluetooth経由で直接操作できるようになりました。これにより、ユーザーは照明をオン・オフしたり、明るさや色調を変更したりすることができ、さらにオートメーション機能を利用することで、特定の時間に自動で点灯するように設定することもできます。また、照明のグルーピング機能を使って、一度の操作で複数の灯りをまとめて調整することも可能です。
さらに便利になるライフスタイル
Philips Hueは2013年に日本市場での販売を開始し、以来「スマートライト」の先駆けとして多くの家庭に取り入れられています。今回のNature Remoとの連携により、さらに多くの家庭がスマート照明の便利さを体験できるようになります。毎日の生活の中で、Philips Hueの製品を利用することで、リラックスやエンターテイメントの演出、そして目覚めや眠りのサポートが実現します。
対応製品
Nature Remoが対応するPhilips Hueの製品には、フルカラー電球やホワイトグラデーション電球、ホワイト電球、ライトガイド電球、フィラメント電球、ライトリボン、フロアライト、ライトチューブなど多種多様な製品が含まれます。これらの製品は、Bluetooth接続が可能なものに限られますので、注意が必要です。ただし、グラデーション機能は現段階では未対応である点も知っておくべきでしょう。
Nature Remoとは
Nature Remoは、家庭内の赤外線リモコン機能を利用して家電を操作するためのスマートリモコンで、すでに70万台以上が販売されています。エアコンの制御や音声操作も可能であり、温度センサーや湿度センサー、照度センサーを搭載することで、より快適な環境を実現します。最近では、自然の石をモデリングしたデザインの「Nature Remo Lapis」も発売され、見た目にもこだわった製品となっています。
自然との共生を目指す
Natureは「自然との共生をドライブする」を企業ミッションに掲げ、IoTプロダクトを使って持続可能な未来を目指しています。スマートリモコンの開発から始まり、エネルギーマネジメント事業に進出、さらには太陽光パネルや電気自動車の活用なども視野に入れた取り組みを行っています。これからのエネルギーインフラの最適化を進めることにより、環境へ配慮した新しい生活様式を提案しています。
まとめ
Philips HueとNature Remoの連携により、スマートライフがさらに便利に、さらに快適に向上しました。両者の協力により、照明の操作がスマートフォン一つでマネジメントできる未来が広がります。これを機に、スマートホームの導入を考えてみるのも良いかもしれません。