駿河漆器の新しい魅力を発信!『Uru Sea Tree』がクリスマスに登場
静岡大学の川原﨑デザイン研究室は、駿河漆器のオーナメントを用いたクリスマスツリー『Uru Sea Tree』のデザインを発表しました。このプロジェクトは著名な漆芸家、鳥羽俊行氏とのコラボレーションによって実現しました。ツリーは、静岡市内にあるグランシップのエントランスロビーに展示され、一般公開は11月8日から12月25日まで行われます。
デザインの背景とテーマ
今回のクリスマスツリーは、漆(Urushi)と海(Sea)をテーマに、駿河湾の深海をイメージしています。静岡の伝統工芸職人たちとの共創プロジェクトとして、駿河漆器の特徴を生かしたデザインが求められました。ツリーは高さ約5mにも及び、その荘厳な姿が訪れる人々を魅了します。
ツリーのデザインは、グランシップという名称に込められた「大きな船」の概念からスタートし、そこから「海」「駿河湾」「日本一深い海底」というイメージへと広がります。オーナメントは全20種の深海生物をモチーフにしており、直径30cm、20cm、10cmの円形漆器が用意されています。これらは合計で40枚のオーナメントとして、ツリー全体を美しく飾ります。
深海生物と漆のアート
ツリーは駿河湾の海底を表現するため、設置されるオーナメントはそれぞれ深海生物が生息する深さを意識して配置されます。下層部にはより深い深海生物が見られ、観覧者は自然の神秘を感じることができます。さらに、金剛石目塗りの技法で装飾された電球は、深海の「漆黒」と潜水艦から漂う光の対比を楽しむ要素となっています。
子どもたちの参加プロジェクト
ツリーの根元には、美術教育専修の学生たちが企画したワークショップで作られた深海生物も展示されます。ここでは静岡県内の30名の子どもたちが流木を利用し、深海生物を形作りました。自然素材の形状と子どもたちの自由な発想が融合し、ユニークなアートが誕生しました。これにより、子どもたちは自分自身の想像力を試す貴重な体験を得ました。
開催情報と参加方法
クリスマスツリーの設営作業は11月7日(土)13時から17時に行われ、報道機関にはその様子が取材可能です。一般公開は11月8日から始まり、毎日9時から22時まで観覧できます。場所は、静岡市駿河区東静岡にあるグランシップ1Fエントランスです。
このプロジェクトを通じて、駿河漆器の美しさや新しい可能性を広く知ってもらうことを目指しています。クリスマスの時期に、ぜひ『Uru Sea Tree』を観に訪れてください。