声優と等身大バーチャルタレントの新たな朗読劇が登場！

声優と等身大バーチャルタレントの共演、朗読劇『シンクロ』

2022年秋、国内で初めての試みとして、人気声優と等身大のバーチャルタレントが共演する朗読劇が上演されます。その名も『シンクロ』。これは、作曲家であり映像プロデューサーの姉田ウ夢ヤが原作を手掛け、脚本・演出は冨江洋平が担当しています。本作品は、従来の朗読劇とは一線を画し、演出において「朗読」「ライブ」「3DCG映像」「特殊演出」といった要素を組み合わせることにより、新たな視覚体験を提供します。

新たな朗読の形

『シンクロ』の特徴は、文字を通じて情景を描写する従来の朗読劇とは全く異なる形式になる点です。リアルな舞台上で展開される演技に加え、山葵音楽学校プロジェクトが開発した等身大バーチャルコミュニケーションシステム「Monolis」を利用することで、観客はまるでその場にバーチャルタレントがいるかのような没入感を得ることができます。これにより、演劇の新たな魅力を体感できることでしょう。

主に東京の野方区民ホールWIZにて、2022年9月21日から22日までの2日間に渡って公演されます。この特殊な朗読劇を目にすることができる貴重な機会をお見逃しなく。

オーディションで新たな才能を発掘

さらに、本作品の出演者の一部は、新たな才能を見出すため、ストリーミングサービス「SHOWROOM」にてオーディションを実施します。オーディションは2022年7月4日から10日までの7日間開催され、勝ち進んだ2～3名が7月21日に東京で行われる最終審査に挑むことになります。声優、女優、アイドル、モデル、バーチャルタレントに関係なく、事務所の所属の有無を問わず誰でも参加可能です。

このオーディションに合格すれば、物語の重要なキャラクターの声を担当でき、コロナ禍で活動の場が狭まっている若手にとって、大きなチャンスとなります。実際、過去の実績からみても、このような機会は、若手挑戦者にとって大きなステップアップに繋がることが期待されています。