習志野市の啓発活動に注目
千葉県習志野市では、毎年9月に行われる特別な取り組みが注目されています。これは、「世界アルツハイマー月間」と「手話言語の国際デー」に関連した活動で、地域の人々に認知症や手話の重要性を広めようとするものです。
世界アルツハイマー月間とは
1994年に「国際アルツハイマー病協会」(ADI)によって設定された「世界アルツハイマーデー」は、毎年9月21日に行われます。この日を皮切りに、9月全体が「世界アルツハイマー月間」として認知症への理解を深める活動の一環として、さまざまなイベントや啓発活動が行われています。習志野市もこの流れに則り、地域の皆様に向けて積極的に活動を展開しています。
本市の取り組み
習志野市では、以下のような具体的な取り組みを実施しています:
- - 市役所の展望回廊をオレンジ色にライトアップ:このライトアップは、9月16日(月)までの期間、毎日午後6時から9時に行われ市民に認知症への理解を深めてもらうことを目的としています。
- - 市役所内の装飾展示:市役所のハミング階段や1階のフロアには、9月27日(金)まで楽しめる装飾が施され、オレンジ色の旗が掲揚されています。この旗は市旗にデザインされたもので、啓発活動の一環です。
このようなライトアップや装飾により、通行する人々に視覚的な形でメッセージが届けられることでしょう。
手話言語の国際デー
また、2017年に国連総会で定められた「手話言語の国際デー」は、毎年9月23日に祝われます。この日は、手話の普及や理解を深め、障がいのある人々とない人々が共に生活する社会の構築を目指す活動が実施されます。習志野市もその一端を担っています。
本市の手話言語に関する取り組み
習志野市では次のような活動が行われています:
- - 市役所の展望回廊を青色にライトアップ:これは9月17日(火)から23日(月休)までの期間、毎日午後5時30分から10時に実施され、手話の重要性を働きかけます。
- - 青色の旗の掲揚:市旗と同じデザインの青色の旗も、手話言語の国際デーにちなみ9月17日(火)から20日(金)まで掲げられます。
まとめ
このように、習志野市では世界アルツハイマー月間と手話言語の国際デーに合わせて多岐にわたる啓発活動を展開しています。大切なのは、地域の人々がこれらの取り組みを通じて、認知症や手話に対する理解を深め、共に助け合う社会を築くことでしょう。市役所のライトアップや装飾を見かけた際には、その背後にある意義を思い出してみてはいかがでしょうか。