若者の新しいキャリア支援サイト『10代からのマイナビ』のバージョンアップ
株式会社マイナビは、2024年4月に大学1・2年生を対象にしたキャリアデザイン支援サイト『10代からのマイナビ』を立ち上げ、その活動を2025年4月にリニューアルすることを発表しました。このリニューアルにより、新しいコンテンツが追加され、学生たちが自身の価値観を見出し、社会での可能性を広げるきっかけを提供することを目指しています。
社会の多様化と学生の選択肢の拡大
現代は、社会全体での多様性が求められ、その結果として学生たちのキャリア選択肢も豊かになっています。『10代からのマイナビ』は、こうした背景から、学生たちが新しい価値観を考察し発見する手助けを行います。本年度のキーワードは「価値観(軸)」であり、自身の新たな可能性を見つけるためのコンテンツが豊富に用意されます。
学生編集部の活動
昨年度の代表的な取り組みとして、24名の学生が選ばれた『学生編集部』の活動が挙げられます。このプログラムでは、学生が自らの「好き」を基に取材を行い、自己の価値観を発見する機会を提供しました。テーマは多岐にわたり、サウナ、ゲーム実況、城、出会いなどがありました。こうした体験を通じて、学生たちは自身の内面を見つめ直し、8その成果を記事としてまとめました。2025年3月には1期生が卒業し、4月7日からは2期生の募集を開始します。
新コンテンツの紹介
2025年からは、2つの新たなコンテンツが追加されます。
1. えびのしっぽ
『えびのしっぽ』では、学生がちょっとした2択の質問に答えることで、同世代における自らの考えや嗜好の位置付けを把握できます。このコンテンツは、参加を通じて学生自身が未発見の価値観に気づくきっかけを提供し、多くの学生の参加によって、リアルなデータを収集し、若者の価値観やトレンドを反映します。具体的には「えびのしっぽ、食べる派?のこす派?」のような問いかけが行われ、その回答を通じて興味深い洞察を得られます。またこのコンテンツは、2025年5月頃にリリース予定です。
2. ヒャクトーク
『ヒャクトーク』は、初対面の学生同士がオンラインでだらだらとおしゃべりを楽しむというコンテンツです。異なる大学や居住地の学生同士が集まり、目的のないおしゃべりを通じて新たな価値観に触れることができます。この自由な形式により、自分のコミュニティ外の人々がどう感じ考えているのかを知る良い機会となります。また、動画や音声配信といった受動的な参加ではなく、実際に会話に参加することで得られる交流体験が重要です。こちらは2025年6月頃にリリースを予定しています。
プロモーションの展開
2025年4月7日から、交通広告やオンライン広告を通じて、広く『10代からのマイナビ』を発信する予定です。新たなビジュアルでは、「マイウェイはひとつじゃない」というテーマに基づき、若者が気負わず自身らしく生きる姿を描写します。サイトを訪れた学生が自然にコンテンツに参加できるような世界観の構築が目指されています。『10代からのマイナビ』は、キャリアに関連する情報だけでなく、より広い価値観の発見や他者とのつながりを促すプラットフォームとして進化中です。
まとめ
このように、『10代からのマイナビ』はただの就職情報サイトにとどまらず、学生たちが自身の価値観を深め、多様な人々と出会うことで視野を広げるための重要な場となることを目指しています。今後の展開に大いに注目したいところです。