顔認証技術が進化！五反田アレーが最先端のオフィスビルに生まれ変わる

大規模リニューアルされた五反田アレー

五反田アレー、旧称五反田第一生命ビルディング別館が、このたび大規模なリニューアル工事を経て新たな姿を見せます。DXYZ株式会社は、第一生命保険株式会社や相互住宅株式会社と協力し、オフィスビルの運営に最先端の顔認証技術を取り入れることになりました。その名も「FreeiD」。

「FreeiD」とは？

「FreeiD」とは、DXYZが提供する顔認証プラットフォームです。この技術を導入することで、テナントオフィスビル全フロアにおいて、従業員は従来のカードを持たずに顔だけで入退室ができる仕組みを実現しました。これにより、煩わしい入館手続きが簡略化され、業務効率が大幅に向上することが期待されています。

仕事がよりスマートに

顔認証は、単に入退室を可能にするだけでなく、訪問者の受付や本人確認、さらには決済業務にも応用される予定です。この技術を活用すれば、社員証を持ち歩く必要がなくなり、よりスムーズなオフィス環境が実現します。特に、リモートワークの普及に伴い、オフィスの活用方法が変わる中で、顔だけで仕事ができるこの変革は注目に値します。

今後の展望

さらに、第一生命は中央区築地に建設中の賃貸マンション「プライマル築地」にもこの「FreeiD」技術を導入予定です。2025年1月に竣工予定のこのマンションでは、住民が鍵を持たずに生活できる“オール顔認証マンション”が実現される模様です。このように、第一生命は再開発事業においてもDXYZと連携し、顔認証を駆使した未来の生活を具現化する計画を進めています。