川村インターナショナルがAI自動翻訳システムを利用した支援事業を発表
株式会社川村インターナショナルが、「AI自動翻訳システムを活用した英文情報開示支援事業」の受託を発表しました。この事業は、東京都の国際金融都市構想に基づき、国内外の企業が投資を受けやすくするための取り組みです。特に、英文によるIR(投資者向け情報)開示が進まない企業に対して、高度なAI自動翻訳システムを提供し、その導入や活用を支援することを目的としています。
事業の背景と目的
東京都は、国際金融都市・東京の実現に向けて、国内外のお金をつなげるインベストメント・チェーンを構築する方針を打ち出しています。この取り組みには、多様な企業やプロジェクトの存在が不可欠であり、企業の円滑な英文開示が求められています。川村インターナショナルは、これまでの翻訳実績を活かし、企業が海外の投資家との接点を持つ際の障壁を低くする役割を果たします。
事業概要
この支援事業は、スタンダード市場またはグロース市場に上場し、東京都に本社または支店を持つ企業を対象としています。具体的な支援内容には、以下の要素が含まれます。
- - AI自動翻訳システムの導入支援:企業のニーズに適した翻訳システムの選定と導入を行います。
- - 無償提供:AI自動翻訳システムを3ヶ月間無償で提供し、企業が実際にその効果を体感できる機会を創出します。
- - ハンズオン支援:専門スタッフによる実践的なアドバイスを受けられ、操作講習会も開催します。
最大100社を対象に、3ヶ月間にわたって支援を行い、2025年3月31日までの実施を予定しています。
今後の展開
2025年9月からはオンライン説明会を開催し、アプローチをより多くの企業に広げていく方針です。各セミナーでは、英文開示の重要性やAI翻訳システムの有用性、導入事例などを詳しく紹介します。具体的な開催日は以下の通りです。
- - 9月2日(火)15:00〜16:00
- - 9月17日(水)15:00〜16:00
- - 9月25日(木)15:00〜16:00
参加を希望する方は、事前の予約が必要となります。
お問い合わせ先
詳細や参加申し込みは、川村インターナショナルのWebサイトを通じて行えます。下記のリンクからご確認ください。
この支援事業を通じて、川村インターナショナルが東京の企業の国際的な競争力を高める役割を担うことを期待しています。特に、国際金融都市の構築に向けて、企業が積極的に海外の投資家との関係を築くことが今後の成長に繋がります。