株式会社BTMが有限会社技研を子会社化へ
株式会社BTMは、九州地方におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を加速させるため、有限会社技研の株式を100%取得し、子会社化することを決定しました。この取り組みにより、九州地区での優秀なエンジニアを確保し、地元の企業との関係をより強化することを目指します。
BTMのミッションと背景
BTMは「日本の全世代を活性化する」というミッションを掲げ、地方に埋もれている優れた人材を活かすためのDX推進事業を行っています。具体的には、全国の開発企業と連携し、データベースを構築した上で、各地の開発プロジェクトとのマッチングを行う技術的支援を行っています。さらに、自社で培ったノウハウを駆使し、「自律型フルスタックエンジニア」を育成し、DXソリューションを提供しています。
日本の人口減少は特に地方で顕著ですが、BTMは地方にこそ活力が宿っていると信じています。地方企業のDXを進めることで、日本全体の活性化に繋がると考えています。
有限会社技研の紹介
有限会社技研は、大分市に本社を持ち、20年以上にわたり九州の大手企業および地域企業と信頼関係を築いてきました。特にWebシステムやアプリの開発、さらにはオープン系のシステムにおける技術力に定評があり、金融、流通、地方自治体など多岐にわたる業界で実績を残しています。
九州地方は、2015年に福岡支社を設立し、2019年には佐賀県に開発拠点を設立するなど、事業の拡大を進めてきた地域であり、今回の技研の子会社化によりさらなる成長が期待されます。
子会社化の期待と効果
1. 九州地方の顧客拡大
技研は大分に本社を置き、長年にわたり地域企業との信頼関係を築いてきました。この背景により、BTMグループとしての取引先が増加する見込みです。
2. 地方エンジニアの確保
技研では大分のみならず、福岡や鹿児島のエンジニアを育成・採用しており、地方の人材確保を加速させることができます。これにより、地域に根付いた優秀なエンジニアによるサービス提供が可能となります。
3. エンジニアのキャリアプラン向上
技研で育成したエンジニアたちは、BTMの取引先のプロジェクトに参加することで、更なる成長の機会を得ることができ、彼らのキャリアを広げる手助けとなります。
未来に向けて
今後、BTMは地方企業とのアライアンスを一層推進し、グループ全体のミッションを実現していく方針です。技研の技術力と優良な取引先は、BTMの営業力や人材育成の強みと組み合わせることでさらなる事業拡大を目指します。「BTM×技研」により、九州地方におけるDX進展に拍車をかけ、地域経済の活性化に貢献していく所存です。
【有限会社技研】
代表:代表取締役 濵﨑 正和
設立:2002年6月
事業内容:コンピュータソフトウェアの設計・製造・販売・保守
本社:大分県大分市大字宮崎1385番地の1
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【株式会社BTM】
代表:代表取締役社長兼CEO 田口 雅教
設立:2011年8月
事業内容:DX推進事業
本社:東京都渋谷区神泉町9番1号Daiwa 渋谷神泉ビル2階
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