視覚障害者支援と愛犬交流の祭典「ワンダーニャンド」
2024年11月1日(金)、川崎フロンターレが主催する「ワンダーニャンド」が、神奈川県川崎市のUvanceとどろきスタジアムにて開催されます。このイベントは、視覚障害者や盲導犬への理解を深めることを目的とし、愛犬や猫と触れ合う機会を提供します。
アイメイト協会の啓発ブース
このイベントでは、公益財団法人アイメイト協会が特別に出展し、視覚障害者と盲導犬アイメイトについて学ぶことができる啓発ブースを設けます。ブースでは、体験歩行やパネル展示、説明会を通じて、参加者に盲導犬の重要性を実感していただける内容となっています。
体験歩行の概要
特に注目すべきは「体験歩行」です。このアクティビティは小学校1年生以上を対象にしており、定員制で参加が可能です。実際にアイメイトと共に歩くことで、視覚障害者が抱える日常生活の課題を体感することができます。体験後には、参加者全員にアイメイトのポストカードが贈られるほか、抽選でアイメイトのサポートグッズや川崎フロンターレのオリジナルグッズもプレゼントされます。
イベントの魅力
「ワンダーニャンド」は、犬や猫と触れ合えるだけでなく、保護犬・保護猫の紹介や、盲導犬に対する理解を深める絶好の機会です。参加者が日常生活でアイメイト協会の理念を生かす手助けをし、自分自身も新しい視点を得られる機会として、多くの人に利用してほしいと思います。
日時とアクセス情報
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日程: 2024年11月1日(金)
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時間: 15:30~18:30
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会場: Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(神奈川県川崎市中原区等々力1-1)
試合は19:00開始で、事前のブース訪問がおすすめです。入場は観戦チケットの有無に関わらず、誰でも自由に参加可能です。
川崎フロンターレからのメッセージ
川崎フロンターレは「FOOTBALL TOGETHER」というスローガンを掲げ、地域社会と一緒に成長していくことを目指しています。このイベントを通じて、サッカーと視覚障害者支援という異なる分野の融合を図り、地域密着型の活動をさらに充実させていく意向です。また、多くの市民に愛されるクラブとして、様々な思いやりの心を育む機会を提供しています。
アイメイト協会の歴史と役割
アイメイト協会は、国産盲導犬第1号の『チャンピイ』を育成した塩屋賢一が1957年に設立し、視覚障害者への支援活動を67年間続けています。「アイメイト」という名称は、「目(EYE)」に「愛(LOVE)」の意味も込めたものであり、視覚障害者の生活をサポートする重要な存在です。
このような活動を通じて、視覚障害者ができるだけ自立した生活を送れるよう、地域社会全体の意識を高めることが、このイベントの真の目的です。ぜひ、「ワンダーニャンド」に足を運び、盲導犬の魅力や視覚障害者への理解を深める貴重な体験に参加してみてはいかがでしょうか?