子どもたちの未来を育む「D-SciTechプログラム」
東京電機大学は、理科や科学に興味を持つ小学生のために体験型のワークショップ「D-SciTechプログラム」を開催します。このプログラムは、2024年の10月から2025年の3月にかけて実施され、全7回の講座が展開される予定です。
講座の内容と目的
このプログラムの主な目的は、小学生に科学の楽しさを感じてもらい、将来のエンジニアとしての夢を育むことです。講座では、地域企業や団体と連携し、実際のエンジニアリングの現場を体験する機会を提供します。上半期に続いて、主に技術者や専門家から直接学ぶ機会が設けられており、子どもたちは自分の学びが将来どのように役立つかを具体的にイメージすることができます。
たとえば、リチウムイオンバッテリーの実験を通じてエネルギー開発について考えたり、生成AIを活用して手作りの絵本を作成する講座が用意されており、思考力を刺激する内容が多く含まれています。
講座一覧
以下は、予定されている各講座の概要です:
- - 10/5(土)【TDU親子電気教室】親子で考える「電気」についての探求
- - 10/12(土)【TDU理科実験教室】電大ガールズと共に色の不思議を体験
- - 10/19(土)【TDU×CIBソリューション 連携講座】次世代エネルギーについての考察
- - 10/26(土)【TDU理科実験教室】身近な化学反応の実験
- - 11/16(土)【TDUこども光科学教室】不思議なシャボン玉や光の万華鏡を作成
- - 12/7(土)【TDU電子工作教室】マイクロビットを使ったプログラミング体験
- - 3/1(土)【TDU×IX-Party 連携講座】AIを活用した絵本作りワークショップ
特別な教育の取り組み
この事業は昨年度からスタートしており、より多くの子どもたちに科学を好きになってもらうための取り組みとなっています。また、東京電機大学は、「TDU Co-Creation(共創)Project」というプロジェクトを新たに立ち上げ、地域社会や企業との共同で人材育成に努めています。
特に、地域の経済や教育に貢献することを目指しており、地域の企業と連携しながら将来の人材を共に育てていく姿勢を見せています。特別協賛として、多くの企業も参加しており、様々な支援が受けられるのも魅力の一つです。
参加費用と対象
すべての講座は無料で、対象は小学3年生から6年生となります。子どもたちが科学に対する興味を広げ、将来の進路に役立つスキルを身につけていける場となるでしょう。採用される講師陣も東京電機大学の教員に加え、協力企業のエンジニアなど多彩です。
子どもたちにとって、未来の技術者としての第一歩を踏み出す素晴らしい機会となることでしょう。興味のある方は、早めにご参加を検討してください!