心疾患と宿泊の新提携
2022-09-16 13:20:29
心疾患やストレスを可視化するサービスと宿泊業の新たな提携
心疾患やストレスを可視化する新たな形の提携
新型コロナウイルスの影響で、私たちの健康意識はますます高まっています。この流れを受けて、株式会社ココロミルは旅行・宿泊業界との協業を発表しました。心電図解析サービス「ホーム心臓ドック®」を活用し、宿泊者の健康情報を提供することで、ただの宿泊体験にとどまらず、健康リスクを可視化する新たな価値を加えます。
提携の背景にある市場のニーズ
旅行業界のコロナ禍での苦境は多くの事業者にとって喫緊の課題です。人々が安心して旅行や宿泊を楽しむためには、単にリフレッシュできる場を提供するだけでは不十分で、新たな価値を提案する必要があります。ココロミルの「ホーム心臓ドック®」は、宿泊中のストレスや健康状態を把握できる手段を提供し、旅行体験そのものに付加価値を与えます。
ホーム心臓ドック®の特徴
このサービスは、手の平サイズの心電計を使って、宿泊者が不快感を感じずに心電図データを取得します。何より利便性が高いのが、宿泊者がチェックイン時に検査キットを受け取り、その後は気軽に心電図を計測できるところです。このような工夫により、一般的な健康診断では取り扱えない、隠れた心疾患や睡眠時無呼吸症候群なども明らかにします。
特に注目すべきは、不整脈や睡眠の質を可視化することにより、宿泊客が「この旅館に泊まったからこそ健康に気を使う機会が得られた」と感じていただける点です。
宿泊業界の反響
ホテル銀水荘もこの取り組みに期待を寄せています。代表者は「健康ツーリズムの取り組みを模索している中で、ココロミルのビジョンに共感した」と語ります。宿泊客が自身の健康状態を手軽に測定できるサービスは、顧客満足度を高める大きな要因となるでしょう。特に、健康診断だけでは分からないような潜在的なリスクを見いだす手助けができることは、宿泊体験をより深みのあるものにします。
今後、ココロミルとの協力を通じて、非日常的ながらも健康にも寄り添う旅館づくりが期待されています。旅行の際には、癒しと健康の両方を手に入れることができる新しい形の宿泊体験が広がっていくことでしょう。
ココロミルの目指す社会
ココロミルが掲げる「病気で人々が後悔しない社会へ」というビジョンも、現代のニーズに非常にマッチしています。健康リスクの可視化を位置づけることが可能となれば、宿泊客はより自分自身の健康に興味を持ちやすくなるでしょう。そして、このサービスをきっかけに医療機関の受診につながるような意識変革にも寄与することを目指しています。
最後に
旅行と健康を融合させる新たな試みは、これからの宿泊業界のスタンダードとなる可能性を秘めています。すでに、多くの宿泊施設がこのトレンドを取り入れ始めています。今後が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社ココロミル
- 住所
- 東京都新宿区西新宿6丁目2番16号菅野ビル2階
- 電話番号
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