赤坂オーガニックデイ
2024-12-12 13:25:34

赤坂学園で開催されたオーガニックデイが未来の農業を考える新たな一歩に

赤坂学園オーガニックデイの開催



令和6年12月6日、港区立小中一貫教育校の赤坂学園で「赤坂学園オーガニックデイ」が開催されました。このイベントは、港区の学校給食における有機農産物推進の一環であり、有機農業の日に合わせて実施されたものです。

この取り組みは、「オガビレ・フレンズシティ構想」に基づいて進められ、オーガニック推進プラットフォームである「日本オーガニック会議」の協力の下に行われました。「オーガニックビレッジ」を推進する自治体の有機農産物を使った給食が提供され、参加者には有機農業や食に対する意識を高める食農教育も実施されました。

食農教育で学ぶ有機農業の意義



この日は特に、赤坂学園の赤坂小学校5年生を対象に、有機農業の意義や食に対する意識を高める食農教育が行われました。この教育は、外部講師によって行われ、農林水産省の松本賢英氏や日本オーガニック会議の小原壮太郎氏、さらに富山県南砺市のなべちゃん農場代表の渡辺吉一氏が講師を務めました。彼らの話を通じて、子どもたちは有機農業に対する理解を深めることができました。

地域の連携による給食提供



給食には、オーガニックビレッジ推進自治体が提供した有機農産物が使用されました。具体的には、千葉県木更津市からはブルーベリーやにんじん、かぶ、大根、生姜、春菊などが、富山県南砺市からは米、宮崎県高鍋町からはいちごが提供されました。地域からの新鮮な有機食材を取り入れることで、子どもたちに健康的な食事を届けることができ、地産地消の観点からも重要なイベントとなりました。

今後の展望



赤坂学園オーガニックデイをきっかけに、今後も各自治体の協力を得ながら、区立小・中学校の給食における有機農産物の活用をさらに進めていく方針です。このような取り組みを通じて、持続可能な農業に対する理解を深める食育が推進されていくでしょう。子どもたちが有機農業に触れる機会を増やすことで、将来的には地元産業に対する理解も促進されることが期待されています。

このイベントは、ただの食育にとどまらず、未来の持続可能な社会を考える重要なステップとなりました。今後の展開にぜひご注目ください。


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