NTTデータの新たな挑戦
2025-06-24 15:47:44

NTTデータ先端技術がIoT製品セキュリティ評価制度に参入

NTTデータ先端技術が新たなセキュリティラベリング制度に参入



株式会社NTTデータ先端技術は、2025年6月24日からIoT製品に対するセキュリティ要件適合評価およびラベリング制度「JC-STAR」の検証事業者としてサービスを開始します。この制度は日本国内で独自に推進されているもので、特にIoT製品の安全性向上を図ることを目的としています。これにより、消費者や企業はIoT製品のセキュリティ性能を簡単に判断できるようになります。

JC-STAR制度とは?



「JC-STAR」は、経済産業省及び情報処理推進機構(IPA)が策定したセキュリティ評価制度です。IoT製品とされる広範囲にわたる機器は、インターネットに接続され、さまざまな脆弱性が指摘されています。この制度により、IoT製品に必要なセキュリティ水準を4段階で設定し、その適合性を評価していきます。製品が基準を満たすと、QRコード付きのラベルが付与されることにより、消費者はそのセキュリティの状態を簡単に確認できるようになります。

NTTデータのアプローチ



NTTデータ先端技術は、JC-STAR検証事業者として、★1(レベル1)の評価に加え、今後は★2(レベル2)以上の基準にも対応する準備を進めています。これにより、より複雑な製品についても適切な評価を行う体制を整える予定です。NTTデータは、これまでの情報セキュリティに関する知見や実績を生かして、高い信頼性を持った評価サービスを提供し、IoT製品ベンダーに対しても適切な対策を助言することで、安全性の向上に寄与します。

INTELLILINK スマートデバイス診断サービス



「INTELLILINK スマートデバイス診断サービス」は、IoT機器の脆弱性を特定し、その改善策を提案するサービスです。昨今では、スマートデバイスを狙った攻撃が増加しており、その対策が求められています。NTTデータは、年間500件以上の実績を持ち、蓄積したノウハウを基に、IoT製品のセキュリティチェックを行い、脆弱性を早期に発見します。

このサービスを通じて、企業や個人利用者に対するIoT機器の安全性を確保し、最終的なユーザー体験の向上を目指しています。お客様には、自社のIoT製品がJC-STARの基準に適合しているかどうかを確認できる機会を提供し、セキュリティに関する情報へアクセスしやすくしています。

結論



「JC-STAR」の採用が進む中で、NTTデータ先端技術はその先駆者としての役割を果たすことを目指しています。今後、IoT製品の安全性向上への取り組みはますます重要になっていくと思われます。そのため、NTTデータは、ユーザーと製品ベンダーの双方にとって、より安全な環境を提供するための努力を続けていきます。


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会社情報

会社名
株式会社NTTデータ先端技術
住所
東京都千代田区丸の内2-7-2JPタワー13階
電話番号

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