サステナブルな食の未来
2025-02-13 10:37:48

社員食堂で体験!IHIとLEOCが結ぶサステナブルな食の未来

IHIとLEOCの連携による持続可能な食体験



近年、持続可能な社会の実現を目指す動きが加速しています。その中で、株式会社LEOCが株式会社IHIとの連携を強化し、社員食堂で「アクアポニックス」によって育てられたリーフレタスを使ったメニューを試験的に導入する事例が注目を集めています。

アクアポニックスとは?


アクアポニックスは、水産養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型の生産システムです。魚が排出する廃棄物を水中のバクテリアが分解し、植物が吸収しやすい栄養分に変えます。この過程を経て、植物は成長し、同時に水は浄化され再び魚の水槽に戻るという、自然の循環を利用した農法です。この仕組みにより、水の使用量を通常の農法よりも大幅に減少させ、環境に優しい食材を提供することが可能です。

LEOCの取り組み


LEOCは、全国に3,000ヶ所以上の社員食堂、病院、介護施設で食事を提供しています。持続可能な社会の実現に向けて、2030年までに「毎日100万食の心を満たす食体験を提供する」という野心的な目標を掲げています。今回の試験導入は、この理念に基づいた取り組みの一環です。

連携の背景


LEOCとIHIの協力は、2018年に福島県相馬市とIHIが共同で運営を開始した「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」に端を発しています。この施設では、カーボンニュートラルと循環型社会の実現に向けたさまざまな研究が行われています。

LEOCは、SDGsの観点からもこの試験導入に強い関心を持っており、サステナブルな食材の使用に向けた具体的なステップとして、このプログラムに参加しました。

食堂での反響


試験導入された社員食堂では、リーフレタスを使ったメニューが提供され、アンケートを実施した結果、47名のお客様から「柔らかくておいしい」「サステナブルな取り組みを応援したい」といったポジティブなフィードバックが寄せられました。特に、約9割のお客様が今後もサステナブルな野菜が提供されることを期待しています。

企業としての理念


LEOCは、「お客様に喜びと感動を、パートナーに成長と幸福を、社会に貢献を」という理念を持ち、一人ひとりの気持ちを大切にする企業として活動しています。この試験導入により、従業員に持続可能な食の選択肢を提供すると同時に、同社自身も持続可能な社会の発展に寄与していく考えです。

まとめ


LEOCとIHIの連携によって実現したこの試験導入は、持続可能な社会に向けた大きな一歩です。アクアポニックスの仕組みを活用した新たな食材の提供は、今後のフードサービスにおける新しいモデルとなる可能性を秘めています。今後の展開に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
ONODERA GROUP
住所
東京都千代田区大手町1-1-3大手センタービル16F
電話番号
03-5220-8550

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