箱根の自然を守る！小田急電鉄の寄付活動と飲料「箱根の森から」

箱根の自然を守る「箱根の森から」

箱根町からの湧水を使用した飲料「箱根の森から」は、ただの飲み物ではありません。この商品は、美しい自然環境や文化を保護するための大切な活動の一環なのです。

「箱根の森から」の背景

小田急電鉄株式会社は、2009年から「箱根の森から」を販売し、毎年その売上の一部を箱根町に寄付してきました。2024年度の売上からは、合計3,445,128円が寄付されました。この寄付金は、箱根町の資源保全基金を通じて、仙石原すすき草原や箱根旧街道の杉並木など、重要な自然や文化遺産の保護に役立てられています。

「箱根の森から」は、富士箱根伊豆国立公園に位置する仙石原の湧水を用いており、その硬度は120mg/Lの中硬水です。この飲料は年間約330万本も出荷され、自然美を維持するための重要な資源となっています。

自然環境と文化の保全

寄付金の使途は多岐にわたり、自然景観を保護するための活動が行われています。例えば、仙石原すすき草原の保全活動や、「箱根旧街道杉並木」の歴史的保護などが含まれています。さらに、環境保全への意識を高めるためのパンフレット作成や、町内小学生を対象とした環境教育プログラム「夏休み子どもジオ講座」なども支援しています。

お客様との協働

小田急電鉄の理念である「“ごちそうさま”を、箱根の森への“ありがとう”に。」という言葉には、多くの方々にこの活動に参加してもらいたいという思いが込められています。飲み物を購入することで、自然に還元し、未来の世代へ美しい箱根の景観をつなぐことができます。

今後も箱根の自然環境を大切にし、観光地としての魅力を生かすために努力を続けていく所存です。皆様のご愛飲が、箱根町への大きな力となっています。