ALPHA、200億円規模のデビューファンドを完了
ベンチャーキャピタル「ALPHA」は、2025年5月に設立されたデビューファンド「ALPHA-1投資事業有限責任組合」のファイナルクローズを達成しました。驚くことに、総額は当初目標を50億円上回る、200億円に達しています。この成果は、国内外の機関投資家や金融機関から多大な支持を受けた結果です。
ALPHA-1は設立以来、様々な出資者から広範囲に渡り資金を集め、最終的には90%以上を機関投資家と金融機関からの出資で構成されています。その結果、ファンドは予定以上の200億円の規模に成長し、無事ファイナルクローズを迎えました。このファンドは、日本から新たな産業リーダーを創出するというALPHAの情熱を反映しており、スタートアップ企業の成長を支援することに特化しています。
スタートアップ支援の実績
これまでにALPHAは、8社に対して累計18.8億円の投資を行っています(2025年12月16日現在)。投資先はAI、ロボティクス、フィンテック、宇宙、個人向けサービス(BtoC)と多岐にわたります。今後も、ALPHAは長期的な視点に立ち、これらスタートアップの成長を支援していく方針です。
投資先スタートアップ一覧
1.
株式会社InProc - AIと専門家による調達業務代行サービスを提供。
2.
株式会社RENDEZ-VOUS - 高級車の共同所有サービスを運営。
3.
Tailor Technologies, Inc - ヘッドレスERPプラットフォームを提供。
4.
ファンズ株式会社 - 直接金融プラットフォーム「Funds」を運営。
5.
AstroX株式会社 - Rockoon方式による衛星軌道投入ロケットを開発。
各スタートアップの新たな価値創造技術は、ALPHAの投資理念と深く結びついており、今後の成長が期待されています。
ALPHAの理念と支援体制
ALPHAというファンド名には、「まだ名前のない価値、まだ存在しない市場を、起業家と共に創る」という理念が込められています。この理念の下、ALPHAは必要に応じてスタートアップへの資金提供だけでなく、事業の成長に必要な幅広い支援を行います。
具体的には、事業の戦略相談や採用活動、PR、次回の資金調達ラウンドの設計など、起業初期からスタートアップを多面的にサポートします。ALPHAの社内メンバーと一緒に、外部からもスペシャリストチームを拡充し、少数精鋭によるバックアップ体制を構築しています。これにより、スタートアップが直面する課題を解決し、事業成長を促す力を提供します。
ALPHA 概要
- - 運営会社: 株式会社alpha
- - 所在地: 東京都港区南青山2-13-16
- - ファンド名: ALPHA-1投資事業有限責任組合(ALPHA-1)
- - ファンド規模: 200億円
- - 設立年月: 2025年5月
ALPHAは、今後も新たなスタートアップに対して積極的な投資を続け、日本発のグローバルカンパニー創出を目指しています。