株式会社コズムが新たな技術組織を構築
製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるスタートアップ、株式会社コズムは、2025年2月1日付で新たにCTO(最高技術責任者)に五十嵐翼氏、そしてVPoE(エンジニアリング担当副社長)に藤村祥多氏が就任することを発表しました。これにより、コズムはさらなる成長を目指し、技術戦略の強化を図ります。
CTOとVPoEの就任背景
近年、IT業界の急速な進化は企業の成長を左右しています。この中で、コズムは「日本を代表する企業になる」というビジョンを掲げ、技術組織を強化する必要性が高まっていました。新たに就任した二人は、それぞれに多彩な経験と専門知識を持ち、組織の成長を支える重要な役割を担います。
コズムは、創業からわずか2年で従業員数を約50名まで拡大し、資金調達も実施済みです。2025年3月にはオフィスの面積を4倍に拡大する計画もあり、今後の成長に向けた基盤が整いつつあります。
新CTO 五十嵐翼氏の経歴
五十嵐氏は2018年にTISシステムサービスに入社し、金融基幹システムの運用・保守を担当し、業務の自動化を推進してきました。2020年にNECソリューションイノベータに転職し、官公庁向けシステムの開発をリード。その後、2024年にコズムに入社し、2025年2月にCTOとして活動を開始します。彼はコズムの「盤石な技術基盤の構築」を目指し、顧客視点を重視した価値あるプロダクトを創出するための長期的な戦略を推進する意向を示しています。
新VPoE 藤村祥多氏の成長
藤村氏は、慶應義塾大学在学中の2022年にコズムに参加し、創業時から技術組織を支えてきました。現在は開発部門や組織構築、生成AIを活用したプロダクトに関与しています。VPoEとして、彼はエンジニアたちが持てる力を最大限に発揮できる開発文化を醸成することに注力する意向を示しています。
橋本優希 CEOのビジョン
コズムのCEOである橋本優希氏は、創業からの急成長を振り返り、この挑戦を新体制で続ける決意を表明しています。五十嵐氏のシステム開発に関する知識と藤村氏のリーダーシップが結合することで、コズムはさらなる進化を遂げると信じています。目指すのは、国内外に通用する技術を生み出すことです。
採用活動の強化
新たな体制が確立される中、コズムでは各ポジションでの採用を強化しています。同社のビジョンやミッションに共感する方々に、ぜひ参加してほしいと呼びかけています。カジュアル面談の応募フォームも設けられており、新たな技術の可能性を追求する仲間を求めています。
コズムは、技術革新を通じて製造業のDXを推進し、持続的に成長する企業を目指します。急変するビジネス環境に適応し、価値ある製品やサービスを提供し続けることで、さらなる社会貢献を果たしていく所存です。
会社概要
株式会社コズムは、製造業に特化したデジタルソリューションを提供し、顧客の課題解決に取り組んでいます。2022年に設立され、東京都品川区を本社としている同社は、急速なデジタル化が求められるなか、弾力性を持ちながらも堅実な成長を遂げています。のちの競争力を維持するため、コズムは業界のリーダーとしての地位を確立するために邁進していくでしょう。