6月は環境月間!不用品でアジアの子どもたちを支援!
2012年6月、環境問題への意識を高める環境月間に合わせて、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)とブックオフコーポレーションが連携したキャンペーンが実施されました。このキャンペーンでは、不要になった本やゲームソフト、CD、DVDなどを回収し、アジアの子どもたちの教育支援に役立てる取り組みが行われました。
読み終えた本や使わなくなったゲームソフトを有効活用
日本の家庭には、読まなくなった本や使わなくなったゲームソフト、CD、DVDなどが多く眠っているのではないでしょうか。これらの不用品は、ゴミとして処分されるだけでなく、新たな価値を生み出すことができるのです。
このキャンペーンでは、そんな不用品を有効活用することで、環境問題への配慮と同時に、アジアの子どもたちへの支援という社会貢献にもつながります。
ブックオフと連携した寄付活動
キャンペーンでは、ブックオフが回収した不用品の査定額に10%を上乗せして寄付するという仕組みになっています。そのため、寄付者は、不用品の処分と同時に、アジアの子どもたちへの教育支援に貢献できるというメリットがあります。
アジアの子どもたちの教育支援
SVAは、1981年の設立以来、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)、アフガニスタンなどのアジア地域で、難民キャンプの子どもたちを中心に教育支援活動を行っています。図書館活動のほか、小学校建設、絵本出版など、子どもたちの教育環境の向上に貢献しています。
キャンペーンで集まった寄付金は、これらの活動に役立てられ、より多くの子供たちに教育の機会を提供することにつながります。
参加方法
キャンペーンへの参加は簡単です。不要になった本、CD、DVDなどをダンボール箱に30点ほど詰め、インターネットまたは電話で申し込むだけです。全国どこでも無料で佐川急便が集荷に来てくれます。
寄付金の金額は、SVAから参加者に報告されますので、安心して参加できます。
環境問題への意識向上
このキャンペーンは、環境問題への意識向上にも貢献する取り組みです。不用品をゴミとして捨てるのではなく、有効活用することで、ごみ減量にもつながります。
平成22年度の全国のごみ総排出量は4,536万トンにも上り、一人当たり1日のゴミ排出量は976グラムにものぼります。そのうち65%が生活ゴミです。私たちは日々の生活の中で、不用品をいかに減らし、有効活用していくかを考える必要があります。
まとめ
このキャンペーンは、不用品を有効活用することで環境問題への貢献と、アジアの子どもたちへの教育支援を両立できる素晴らしい取り組みです。不要な本やゲームソフト、CD、DVDをお持ちの方は、ぜひこの機会にキャンペーンに参加し、社会貢献の一端を担ってみてはいかがでしょうか。抽選で10名様にSVAのフェアトレード商品である「ハートマスコット」がプレゼントされます。
キャンペーンの詳細や申し込み方法は、以下のSVAのウェブサイトをご覧ください。
http://sva.or.jp/bookaid/flow/
お問い合わせ
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
Tel:03-6457-4585
E-mail:
[email protected]