気づきの魔法 対談
2024-07-01 12:15:13

荻野淳也×林恵子 対談:自分と社会を変える『気づき』の魔法とは?

荻野淳也×林恵子 オンライン対談:自分と社会を変える「気づき」の魔法とは?



認定NPO法人ブリッジフォースマイルが開催するオンライン対談イベント「自分と社会を変える気づきの魔法」に、日本のマインドフルネス第一人者である荻野淳也さんと、同法人の代表理事である林恵子さんが登壇します。

この対談は、ブリッジフォースマイルが立ち上げた児童養護施設出身児童のための奨学金プロジェクト「カナエール」に、熱い応援コメントを寄せてくださった荻野さんと、長年活動を共にしてきた林さんによる、貴重な対談です。

二人の対談では、「気づき」というワードにスポットが当てられます。内側へ向かう自分への興味、外側へ向かう社会への興味、そこには「気づき」の魔法がありそうです。

「自分たちは、微力だけども、無力ではない」



荻野さんは、2010年から2017年まで「カナエール」の副実行委員長として、プロジェクトの立ち上げから地方展開まで、重要な役割を担っていました。

当初は、「自分たちは何ができるのか」という疑問を抱いていた荻野さんですが、「カナエール」を通して、社会問題に対して「微力だけども、無力ではない」という教訓と自信を得ました。

「カナエール」は、のべ560人を超えるボランティアが集まり、7年間で合計124人に返済不要の奨学金1億4千万円を提供しました。これは、児童養護施設出身児童の進学の実態を社会に知らしめるきっかけとなり、2017年以降は、財団や官公庁主導による返済不要の奨学金制度発足へとつながっていきました。

社会課題への「気づき」を促す



ブリッジフォースマイルは現在、親を頼れず支援制度も対象外になっている若者を支援する新たなクラウドファンディングに挑戦しています。

荻野さんは、家庭内でのDVやヤングケアラーなど、表に出にくい状況に置かれている子どもたちが多く存在すると指摘します。こうした子どもたちは、「助けて」と言えない状況であり、社会全体で問題意識を持つ必要があると訴えています。

「助けて」を言えない子どもたちに対して、個別の問題として切り捨てるのではなく、自分ごととして社会問題に目を向けることが重要だと、荻野さんと林さんは訴えます。

対談を通して得られるもの



荻野さんと林さんの対談では、社会課題や自分自身の内面について、二人の深い洞察から生まれる「気づき」の魔法を体感できるでしょう。

「自分と社会を変える『気づき』の魔法」というテーマで、二人の熱い想いが交錯する対談を、ぜひご視聴ください。

イベント概要

イベント名: オンライン対談「自分と社会を変える気づきの魔法」
登壇者:
荻野 淳也(一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)代表理事)
林 恵子(認定NPO法人ブリッジフォースマイル 代表理事)
日時: 2024年7月19日(金)19:30~21:00
申込: Peatix https://20240719b4s.peatix.com/
参加費: 無料
アーカイブ配信: 予定あり

荻野 淳也 プロフィール

一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート代表理事、多摩大学経営大学院客員教授、慶應義塾大学理工学研究科非常勤講師、ビジネスコンサルタント、リーダーシップトレーナー、組織開発ファシリテーター、エグゼクティブコーチ。ウェルビーイングな社会の実現を目指し、人や組織の変容を目的に、企業や官公庁の組織、人材にプログラムを提供。2010年から2017年まで児童養護施設出身児童のための奨学金プロジェクト「カナエール」の副実行委員長として、スピーチ原稿作成の伴走プログラムや子供とボランティアの大人たちのチームビルディングフレームワークを策定、運用、また、「カナエール」の地方展開を担当する。音声プラットフォームVoicyにて、「人生ととのうマインドフルネス」を配信中。https://voicy.jp/channel/3689

林 恵子 プロフィール

津田塾大学卒業後、人材派遣会社に就職。2児の出産後、育児中にキャリアに悩み参加したビジネス研修で、児童養護施設を調査する機会を得る。2004年NPO創立。著書『できるかも。――働く母の“笑顔がつながる”社会起業ストーリー』(英治出版)


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